昨年末に始まったQRコード決済の還元キャンペーンのトレンドが、クレジットカードなど他のキャッシュレス支払いにも、かなり拡大してきています。（こちらがクレジットカード・デビット・電子マネーのキャンペーン情報【10月版】になります。）
このエントリーでは、前半で、9月のクレジットカード・キャッシュバックキャンペーン情報をまとめ的に紹介し、後半で、各キャンペーンごとのポイントやお得な利用法を紹介したいと思います。
目次
クレジットカード・キャッシュバックのキャンペーンまとめ
9月現在のクレジットカード・キャッシュバックの主要キャンペーンのラインナップです。かなり増えています。
9月のラインナップ
現在の主要なキャンペーンは、イオンカード、三井住友カード、JCB、みずほの４つがあります。
このラインナップを、9月から12月末までのスケジュール表にしてみました。
9月から12月末までのスケジュール表
10月から始まるポイント還元制度についても、あわせて表記しています。
イオンカード、三井住友カードの２つは、かざし決済・スマホ決済も含むクレジットカード利用がキャッシュバック対象となっており、JCB、みずほは、Apple Pay、Google Payといったかざし系スマホ決済がキャッシュバック対象になています。
みずほのキャンペーンについては、銀行口座から直接利用できるデビットカードが対象になります。
イオン、三井住友、JCBが、対象カード複数枚の参加が可能で、みずほは、基本的には、おひとり様１回の参加になります。
ポイント還元制度についても、軽くおさえておきましょう。
ポイント還元制度（10月から）
10月から始まるポイント還元制度では、ポイントで還元される場合と値引きで還元される場合があります。
値引きの場合については、コンビニ４社（セブンイレブン、ファミマ、ローソン、ミニストップ）は、即時2％値引きの方針を打ち出し、カード大手5社も即時値引きを決定しています。
このカード大手5社は、JCB、三井住友カード、クレディセゾン、ユーシーカード、三菱UFJニコス(MUFG)です。三菱UFJニコスについては、MUFGカードのみが値引きとなります。
大手５社のカードを使った場合、ポイント還元制度を導入した中小の小売店では、5％の即時値引き、フランチャイズのチェーン店では、2％の即時値引きとなります。
ポイント還元制度対象店の簡単な見つけ方
こちらのサイトでは、見たい地名を入れるだけで、ポイント還元制度対象店のリストが表示されます。
キャッシュレス還元マップ：あなたの街で 2〜5％の還元がある店舗
以降の内容は、それぞれのキャンペーン情報になります。
各キャンペーンごとのポイント
まず、クレジットカードが支払い対象となるイオンカードと三井住友カードのキャンペーンです。
イオンカード20％キャッシュバックキャンペーン（9月30日まで）
9月24日～30日までが、イオンカードの20％キャッシュバックの最後の期間になります。
スマホを使用しなくても、クレジットカードの利用で20％還元され、上限が10万円というおそらくは今年最大級のキャッシュレスキャンペーンです。（1回の支払いあたりの上限は1万円）
こちらの記事で、キャンペーンのポイントと留意点を紹介しています。
今月で最終回となったわけですが、 残すところは、消費税アップ前に大きな買っておきたいものがある場合は、今からでもチェックしておきたいキャンペーンです。
申込期間のイメージです。
現在ですと、申込から届くまで、2～3週間はかかりますので、ちょっとぎりぎりという感じですね。（現在ですと、店頭申込みの方が確実かもしれません。）
すでに、イオンカードを持っていても違う種類のイオンカードを申し込むと対象になります。年会費無料です。
また、9月は、イオン系列のお店でポイント10倍キャンペーンが始まり、24日から28日の期間は、20％キャッシュバックとポイント10倍が併用できて、かなりお得です。
イオンJMBカードについては、JALマイルも10倍になるのが注目点です。
JALゴールドカードでも、JALマイルは通常２倍なのでかなりお得な事態になっています。
JALカードゴールドは、20年近く使っていますが、イオンJMBカードのJALマイル獲得力には、驚いています。
こちらの記事で、イオンJMBカードでJALマイルが10倍になるポイントを紹介しています。
三井カード20％キャッシュバックキャンペーン（申込み12月27日まで）
三井住友カードの20％キャッシュバックキャンペーンは、6月1日から開催されていますが、9月から12月27日までの間、キャッシュバック金額が、8000円から12000円に大幅に増額されています。
参加の方法です。
三井住友カードを申し込んで、新規入会して、入会月２ヶ月後までに、三井住友カードの公式アプリであるVpassにログインして、クレジットかiD利用しますと、利用金額の20％がキャッシュバックされます。
この書き方ですと、入会月２ヶ月後のイメージが分かりにくいと思いますので、時間軸を入れた表にしてみました。
つまり、カードを申し込んで発行された月が入会月になりますが、入会月によって、適用期間が違うんですね。9月が入会月でしたら、11月末までがVpassログインと利用期間になります。キャッシュバックは、利用月の2ヶ月後末までに口座に値引きというかたちで付与されます。
三井住友カードは、基本的に年会費がかかりますが、クレジットカードの一括払い的な使い方をすれば手数料のかからないマイペイすリボ設定にすれば、基本的なカードは年会費無料にすることができます。
内容は、一部重複しますが、こちらの記事で、年会費を無料にする方法とあわせて、キャンペーンのポイントと留意点を紹介しています。
また、三井住友カード20％キャッシュバックキャンペーンの特徴は、購入対象のはばひろさにあり、現在のところ、Amazonギフト券やSuicaのチャージもキャッシュバック対象となっています。最近のキャンペーンでは、あまり見たことのない大判振る舞いになっています。
こちらの記事で、三井住友カードでAmazonギフト券をチャージする方法を紹介しています。
既存カードについても、こまめにキャッシュバックキャンペーンを開催しており、トータルで見ますと、バリュー感あるカードになっています。
キャンペーン対象となる三井住友カードの詳細や申込は、こちらの公式ページで紹介されています。
新規入会&Vpassログインで20％プレセント-三井住友カード
かざし系スマホ決済が対象になるJCBカードとみずほデビットのキャンペーンです。
JCBカード20％キャッシュバックキャンペーン（12月15日まで）
JCBカードで20％キャッシュバックキャンペーンが始まっています。
こちらのキャンペーンは、新規だけでなく、すでにお持ちの既存カードもキャンペーン対象となっています。
まず、手持ちのJCBカードが、キャンペーン対象かどうかチェックすることが第１ステップになります。
簡単な見分け方として、354で始まるカード(デビットは357)か、裏にJCBカードと書いてあれば対象カードとなります。
こちらの記事でも、対象カードの見分け方を紹介しています。
このキャンペーンは、JCBカードをApple Pay、Google Payに登録し、QUICK Pay対応店での支払いが、キャッシュバック対象となります。
こちらの記事で、キャンペーンのポイントと始め方と留意点を紹介しています。
みずほ Smart Debit20％キャッシュバックキャンペーン（12月15日まで）
みずほ銀行利用者が対象であるみずほSmart Debit20％キャッシュバックキャンペーンも開催中です。
公式のキャンペーンページはこちらになります。
みずほWalletご利用感謝キャッシュバック | みずほ銀行
使っているスマホが、アイフォンかアンドロイドスマホかによって、若干、キャンペーン内容の細かい部分が変わります。
みずほ銀行口座の申込から参加までのフローです。
左が、みずほキャンペーンのフローですが、Apple Payの場合は、みずほSuicaのキャンペーンも併用できて、還元上限は、合計11000円になります。
注目点は、みずほ銀行口座申込時に、みずほJCBデビットカードを同時申込みできまして、このカードで、JCBのキャンペーンに参加できます。
こちらの記事で、みずほ銀行口座申込で、みずほとJCBの２つのキャンペーンに参加する方法のポイントを紹介しています。
9月のその他のキャッシュレスキャンペーン
QRコード系もあわせた9月のキャッシュレスキャンペーンのまとめです。
dポイント関連の9月のキャンペーン情報です。
楽天ポイント関連の9月のキャンペーン情報です。
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