JCBカードの 20%キャッシュバック(12月15日まで)が、すでに始まっているわけなんですが、日増しに、このキャンペーンの重要性が大きくなっているような感じがします。
かざし系カードやApple PayとGoogle Payが、キャッシュレスの本命になる可能性が高まっていると思うんですね。
一方、このキャンペーンの重要性にも関わらず見過ごしがちな点も多々あるとか感じていますので、あらためて、このキャッシュバックのポイントと始め方と留意点を紹介してみたいと思います。
目次
JCB 20%キャッシュバックのポイント
まず、キャンペーンのポイントを箇条書きにしました。
主なチェックポイントは、8つありますが、このうち、気をつけたいのは、黄色でマーキングした4点です。
JCBカードをもっと使いたいという場合には、複数枚で参加することで、還元上限を、2万円、3万円とどんどん増やすことができます。
4つのポイントについては、実際の手順でチェックしてみましょう。
JCB 20%キャッシュバックの始め方
手順のフローです。ステップ形式にしています。
4つのステップがありますが、ひとつひとつ確認していきましょう。
ステップ1:対象カードの確認
キャンペーン対象カードの確認です。
対象カードは、新規と既存が対象です。すでに持っているカードも対象の可能性があります。複数枚あれば、すべてが対象になります。
家族会員カードや一部ビジネスカードも対象です。
ただ、JCBのカードと行っても、JCBグループが発行しているカードと主に地銀系のカードが対象になります。
対象カードは、こちらの公式ページにリストがあります。
こちらのリストでは、地銀系カードはすぐ分かりますが、少し分かりにくいのが、JCB発行のカードです。
見分け方は、カード裏をめくってみて、JCB(ジェーシービー)と書いてあれば、対象です。JCB発行のカードは、通常、354のカード番号で始まりますので、それでも見分けることができます。
こちらの記事でも、JCB発行カードの見分け方を紹介しています。
チェックしてみて、持っているカードが対象だったと喜んでも、ぬか喜びのケースもあります。
と言いますのは、対象カードの種類として、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードがありますが、持っているスマホの種類によっては使えない場合があるんですね。
対象カードの種類とスマホのマッチングです。
例として、対象のデビットカードやプリペイドカードを持っていて、持っているスマホがiPhone(Apple Pay)だったりしますと、使うことができないんですね。
もうひとつ例として、JALカード(JCB)は対象で、iPhone(Apple Pay)では使えますが、持っているスマホがアンドロイドですと、Google Payに登録できますが、非接触決済がサポートされていないため使えません。
ちなみに、ANAカードは、Apple PayにもGoogle Payにも対応しているカードが多いです。
Apple Pay 対応対象カード一覧 | ANAマイレージクラブ
JCBカードを新規で申し込む場合
JCBの対象カードは、たくさんありますが、39歳以下の方におすすめなのは、JCB CARD W(ワイド)です。女性向けの仕様(plus L)もあります。
このカードは年会費無料で、ポイントが2倍貯まるカードなんですが、39歳以下でないとつくれないカードなんですね。
一度つくっておきますと、39歳をこえても持ち続けることができます。
こちらの記事で、対象カードを幾つか紹介しています。 ANA プリペイド(Androidのみ)、ソラチカ、JCBオリジナルカードといったカードになります。
対象カードの確認が終わりますと、キャンペーンの参加登録です。
ステップ2:キャンペーン参加登録
参加登録は、キャンペーンのページから申し込めます。
JCBでスマホ決済!全員に20%キャッシュバックキャンペーン!
ウェブでも電話でも申し込めます。
ウェブの場合は、My JCBでもカード番号でも申し込めます。My JCBを登録しておきますと、支払い履歴等が見れて便利です。
登録完了後の画面です。
参加登録をしてみて次のような画面が出る場合があります。
この表示の場合は、登録カードが対象ではなかったということになりますので、JCBカードの新規申込を検討します。
ステップ3:Apple PayかGoogle Payに登録
参加登録後は、対象カードをApple PayやGoogle Payに登録します。
実際には、対象カードをQUICPayの仕組みをつかって、Apple PayやGoogle Payに登録します。
QUICPay公式の始め方です。
iPhoneではじめる(Apple Pay)|QUICPay
Androidではじめる(Google Pay)|QUICPay
事例的には、こちらの記事の中で、Apple PayにJCBカードを登録する方法を紹介しています。
対象カードではありませんが、 Googe Payにクレジットカードを登録する方法は、こちらの記事中で紹介しています。
ステップ4:QUICPay・QUICPay+加盟店で利用
Apple PayかGoogle Payに、対象カードを登録しましたら、QUICPay・QUICPay+加盟店で利用します。
こちらのマークがあるお店です。
クレジットカードは、両方で使えますが、デビットカードとプリペイドカードは、QUICPay+のマークのあるお店で使えます。
使い方としては、商品をレジで出して、「クイックペイで」と伝えて、リーダーにスマホをかざします。
Apple Payは、電源を入れて決済する必要がありますが、Google Payは、電源オフでも決済できます。
こちらの記事で、Apple PayとGoogle Payのざっくりとした違いを紹介しています。
Apple Payの場合は、こちらのマークのあるお店でも使えます。
メインカードを、JCBに設定している場合は、こちらのマークのあるお店では、「アップルペイで」でも決済できます。
最後は、留意点です。
JCB 20%キャッシュバックの留意点
使えるスマホ・使えないスマホ
Apple PayやGoogle Payが使えるスマホと使えないスマホがあります。
まず、Apple Payが使えるアイフォンです。
アイフォン(iOS端末)
スペック的には、iPhon7以上、iOSは10.1以上のバージョンが必要となります。
一覧的にはこんな感じです。
SE、6S以前のモデルは、メルペイでiD払いできません。
7以降のモデルは、メルペイでiDできます。 Felicaチップが入っているかどうかですね。
iPone5S、SE、6S、はアップルウォッチ(シリーズ2以上)を使えば、理論的にはできますが、アップルウォッチもそれなりの価格がします。
次に、Google Payが使えるアンドロイド機種です。
アンドロイド機種
スペック的には、Android 5.0がインストールされているおサイフケータイ対応のスマホになります。
スマホの裏に、おサイフケータイのマークが入っていればそうですね。
おサイフケータイ対応の機種は、主に日本のメーカーのものが多い傾向があります。
現在人気のPixel 3aには、おサイフケータイのマークが入っていませんが使えます。
Pixel 3aのレビューです。Pixel 3も使っていますが、 Pixel 3aの方が、ポップな感じで楽しいスマホです。
実際に使ってみた感想です。
完成度の高さを求めるならPixel 3です。外側の違いとしては、3の方が、3aよりも防水性を高めています。今ならかなり安く買えます。
QUICPay、QUICPay+の利用可能金額
QUICPay、QUICPay+には利用可能金額があります。
JCBカードの場合は、Apple PayとGoogle Payで利用可能金額は変わります。
Apple Payの利用可能金額
- QUICPayマークのお店 → 2万円(税込)まで
- QUICPay+マークのお店 → 2万円(税込)を超える金額も可能
Google Payの利用可能金額
- QUICPayマークのお店 → 2万円(税込)まで
- QUICPay+マークのお店 → 3万円(税込)まで
(参考:Google Payのよくあるご質問|JCBカード)
また、加盟店やデビットカードは発行する銀行の条件によって、利用金額が変わる場合があります。
キャッシュバックの還元時期
カードの種類によって、還元時期が異なります。
- クレジットカード→2020年3月支払い分でキャッシュバック
- デビットカード→2020年4月支払い分でキャッシュバック
- プリペイドカード→2020年3月末までに実施
※JCBクレジットカード会員へのキャッシュバックは、2020年3月お支払い分の「カードご利用代金明細」で金額がマイナス表示となります。当月に支払いのない場合は、設定口座への振り込みとなります。
※JCBデビットカード会員のキャッシュバックは、2020年4月お支払い分の「カードご利用代金明細」で金額がマイナス表示されます。当月に支払いのない場合は、設定口座への振り込みとなります。振り込み日は発行会社により2020年4月10日(金)から前後する場合があります。
※JCBプリペイドカード会員へのキャッシュバックは、2020年3月31日(火)までに実施します。会員専用WEBサービス「マイページ」の「ご利用明細の確認」メニューの2020年3月分「ご利用明細内訳(チャージ・残高失効など)」欄でご確認ください。出典:同上
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