10月からのQRコード系スマホ決済の還元率まとめです。キャッシュレス・ポイント還元を含めた数字としています。
対象は、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、Origami Pay、メルペイの5社としています。
10月からの消費者還元で、ポイントが付加されることにより、各社とも独自の調整を行っています。
ページの後半では、ポイント還元のお店で、キャンペーンを併用してさらにお得に支払う方法についてまとめています。
目次
10月からのスマホ決済 還元率まとめ
現在、5社とも還元率は確定しています。(9月28日現在)
スマホ決済ごとの、5% ポイント還元があるお店、2%ポイント還元があるお店、ポイント還元のないお店ごとのベース(基本)となる還元率表です。
クレジットカードなどの支払い方法によって、還元率は変わり、ベースとなる数字に併記しています。
表の下部には、還元率が付加される同時開催キャンペーンをメモ書きしています。
ポイント還元の種類ごとに、最も高い数字に、黄色でマーキングをしています。
こちらの記事で、表中の還元率を高いもの順に並べたランキング番付を紹介しています。
各社とも、対応を変えてきているのが、面白いところでもあり、特徴となっていますが、表面的な還元率だけでなく、数字の内訳を見てみないと、ちょっと分からないところがありますので、以降の内容は、個別の還元率のポイントになります。
スマホ決済各社の還元率のポイント
内容が確定した順に並べています。
PayPayの10月からの還元率(確定)
PayPayの10月からの還元率の公式アナウンスページです。 エントリー制となっており、こちらのページからエントリーできます。
公式発表の還元率についての要点です。
ポイント還元対象店で使う場合と対象外店で使う場合で分けてみました。
PayPayをポイント還元対象店で使う場合
PayPayをポイント還元対象店で使う場合の還元率の内訳です。第1弾ということで、期間が10月1日~11月30日に設定されています。
5%還元のお店では、5%のPayPayボーナスが政府からPayPayを通して付与され、加えてPayPayから5%のPayPayボーナスが付与され、合計10%のPayPayボーナスが付与されます。PayPayボーナスの有効期限は無期限です。
2%還元のお店では、2%のPayPayボーナスが政府からPayPayを通して付与され、加えてPayPayから1.5%のPayPayボーナスが付与され、合計3.5%のPayPayボーナスが付与されます。
注意点としては、対象となる支払いが、PayPay残高かヤフーカードであることです。
また、表記しましたように種別ごとの付与上限もあります。
次は、ポイント還元制度対象外のお店で使う場合です。
PayPayを対象外店で使う場合
対象外のお店では、残高払いとヤフーカードで支払った場合に、1.5%のPayPayボーナスがもらえます。
こちらの記事で、ヤフーカードのかなりベーシックな部分から特徴を紹介しています。
楽天ペイの10月からの還元率(確定)
楽天ペイの還元率の公式アナウンスページです。 エントリーが必要となります。
公式発表の還元率についての要点です。
ポイント還元対象店で使う場合と対象外店で使う場合で分けてみました。
楽天ペイをポイント還元対象店で使う場合
楽天ペイをポイント還元対象店で使う場合の還元率の内訳です。第1弾ということで、期間が10月1日~12月2日に設定されています。(9月26日更新)
5%還元のお店では、5%の楽天ポイント(通常)が政府から楽天を通して付与されます。
通常の楽天ポイントの有効期限は、楽天ポイントを使うことで、実質無期限になります。
2%還元のお店では、2%の楽天ポイント(通常)が政府から楽天を通して付与され、加えて楽天から3%の楽天ポイント(期間限定)が付与され、合計5%の楽天ポイントが付与されます。
楽天ペイには、楽天カード以外のカードを登録しても、条件は同じです。
キャンペーン等で還元率が高いクレジットカードを登録しますと、ポイント還元のお店でも還元率が増大します。
また、楽天ペイアプリの旧バージョンは、10月から使えなくなり、新バージョンでは、3Dセキュア対応となります。Kyashについては、基本的に非対応となるため、使用できない可能性も高く、表については、ペンディング表示としています。
また、表記しましたように種別ごとの付与上限もあります。
次は、ポイント還元制度対象外のお店で使う場合です。
楽天ペイを対象外店で使う場合
対象外のお店でも、楽天から、期間限定の楽天ポイントが5%分もらえます。
楽天ポイントを集めている方には、歓迎される内容になっているのではないかと思いますが、楽天ポイント関連の最新まとめになります。
LINE Payの10月からの還元率(確定)
マイカラーの0.5~2%にポイント還元制度が付加されるかたちです。対象となる支払いは、コード決済、オンライン支払い、LINE Payカード、QUICPay+となっています。
正式なアナウンスはこちらになります。
LINE Pay - キャッシュレス・消費者還元制度で合計最大7%付与
公式発表の還元率についての要点です。
ポイント還元対象店で使う場合と対象外店で使う場合で分けてみました。
LINE Payをポイント還元対象店で使う場合
LINE Payをポイント還元対象店で使う場合の還元率の内訳です。LINE Payは、ポイント還元期間固定で、期間は、2020年6月30日までとなっています。
5%還元のお店では、5%のLINE Payボーナスが政府からLINE Payを通して付与され、加えてLINE Payから0.5~2%のLINE Payボーナスが付与され、合計5.5~7%のLINE Payが付与されます。
2%還元のお店では、2%のLINE Payボーナスが政府からLINE Payを通して付与され、加えてLINE Payから0.5~2%のLINE Payボーナスが付与され、合計2.5~4%のLINE Payが付与されます。
次は、ポイント還元制度対象外のお店で使う場合です。
LINE Payを対象外店で使う場合
対象外のお店では、マイカラーに応じた0.5~2%のPayPayボーナスがもらえます。
VISA LINE Payカードがリリースされれば、還元率はぐっとアップしますが、来年1月が発行予定になっています。
現在は、申し込み案内を募集中です。
Visa 東京2020オリンピック限定 Visa LINE Payカード先行案内
Origami Payの10月からの還元率(確定)
3%のキャッシュバック期間は、9月30日までとなっていますが、10月以降も、3%はキープされました。
公式のアナウンスページです。
公式発表の還元率についての要点です。
ポイント還元対象店で使う場合と対象外店で使う場合で分けてみました。
Origami Payをポイント還元対象店で使う場合
PayPayをポイント還元対象店で使う場合の還元率の内訳です。キャンペーンということで、期間が10月1日~2020年の1月31日に設定されています。
5%還元のお店では、5%のポイント還元が、政府からOrigami Payを通して、1ポイント=1円の値引きという形で付与され、加えてOrigami Payから3%の値引きが付与され、合計8%の値引きとなります。
2%還元のお店では、2%のポイント還元が、政府からOrigami Payを通して、1ポイント=1円の値引きという形で付与され、加えてOrigami Payから3%の値引きが付与され、合計5%の値引きとなります。
この還元率は、Origami Payの支払いを銀行口座にした時の数字で、クレジットカードやデビットカードとした時は、Origami Payの値引きは、1%になります。
また、Origami Payに登録するカードにの種類によって還元率が変わってきます。
Kyashやキャンペーンで還元率が高いクレジットカードを登録しますと、ポイント還元のお店でも還元率が増大します。
この内容については、後述していますが、最大となるパターンは、Kyashのチャージを三井住友カードしたケースで、ポイント還元5%+Kyash1%+三井住友カード20%で、還元率は26%になります。
また、表記しましたように種別ごとの付与上限もあります。
次は、ポイント還元制度対象外のお店で使う場合です。
Origami Payを対象外店で使う場合
対象外のお店でも、Origami Payから、3%の値引きがあります。
これはOrigami Payの支払いを銀行口座とした場合で、クレジットカード、デビットカードとした場合は、1%値引きになり、それにカードポイントが加わるかたちになります。
d払いの10月からの還元率(確定)
d払いの10月からの還元率の公式アナウンスページです。
d払いで最大5%還元!【キャッシュレス・消費者還元事業】| d払い
公式発表の還元率についての要点です。
ポイント還元対象店で使う場合と対象外店で使う場合で分けてみました。
d払いをポイント還元対象店で使う場合
d払いをポイント還元対象店で使う場合の還元率の内訳です。2020年6月30日までの内容になっています。
5%還元のお店では、5%のdポイントが政府からd払いを通して付与され、加えてd払いから0.5%のd払い利用ポイントが付与され、合計5.5%のdポイントが付与されます。
2%還元のお店では、2%のdポイントが政府からd払いを通して付与され、加えてd払いから0.5%のd払い利用ポイントが付与され、合計2.5%のdポイントが付与されます。
注意点としては、対象となる支払いが、PayPay残高かヤフーカードであることです。
d払いに、キャンペーン等で還元率が高いクレジットカードを登録しますと、ポイント還元のお店でも還元率が増大します。
表記しましたようにポイントの付与上限もあります。
また、d払いは、同時開催のキャンペーンがあり、キャンぺーンの還元ポイントが付加されます。
こちらの記事で、d払い20%還元キャンペーンのポイントと留意点を紹介しています。
d払いのキャンペーン以外にも、dポイント関連のキャンペーンがあり、併用できるものを足していくとかなりの還元率になります。
こちらのdポイント関連の最新まとめになります。
次は、ポイント還元制度対象外のお店で使う場合です。
d払いを対象外店で使う場合
対象外のお店では、0.5%のdポイントがもらえます。
メルペイの10月からの還元率(確定)
メルペイの10月からの還元率の公式アナウンスページです。
メルカリからのお知らせキャッシュレス・消費者還元事業によるポイント還元
メルペイでは、政府からのポイント還元が、5%還元のお店では、5%のメルペイポイント、2%還元のお店では、2%のメルペイポイントが還元されます。
毎月のポイント還元上限は、最大P30,000までとなります。(コード払いと
iD払いのそれぞれで、毎月最大P15,000までのポイント還元)
ポイント還元のお店で25%超の還元率で支払う方法
Kyash登録+チャージポイントで合計2%アップ
Kyashは、10月からは、1%キャッシュバックのプリペイドカードで、クレジットカードやコンビニなどでチャージして使います。
登録できるスマホ決済は、PayPay、Origami Payになります。(楽天ペイについては、10月から3Dセキュア対応となるため、基本的に非対応と予想されます。)
Kyashにチャージした時に、カードのポイントがつきますので、通常は合計2%還元率がアップします。
Kyashは、バーチャルカードとプラスチック製のリアルカードがあります。
バーチャルカードでスマホ決済やネットショップで使えますので、 Kyashはバーチャルカードがメインとなりますが、10月からはリアルカードの有効化が、1%キャッシュバックの条件となります。
リアルカードをつくる場合は、バーチャル発行の後、アプリ等からの申込み、郵送された後に、有効化設定を行います。
こちらがアプリストアのリンク先です。
Kyash - Google Play のアプリ(Android版)
使い方としては、クレジットカードと同様な使い方になります。
街中で、リアルカードを使う場合は、落としたり、紛失したいしないよう、クレジットカード以上に注意する必要があります。
三井住友カードの対象カード登録で20%キャッシュバック
12月27日まで、三井住友カードの新規入会20%キャッシュバックキャンペーンが開催されていますので、このキャンペーンの対象カードをスマホ決済に登録して使います。
VISAを持っていても、同じ種類のマスターカードを申し込むようなこともできます。(デュアル発行)
登録できるスマホは、PayPay、楽天ペイ、d払い、Origami Payとなります。
キャンペーン参加の手順です。
手順としては、 新規申し込みして、三井住友カードの公式アプリVpassにログインして、街やネットでカード利用するだけなんですが、10月までに事前に用意しておくと安心ではないかと思います。
ただ、三井住友キャンペーンは12月27日まで開催期間がありますので、スケジュールを考慮した申し込み方もありだと思います。
キャンペーン対象となる三井住友カードの詳細や申込は、こちらの公式ページで紹介されています。
新規入会&Vpassログインで20%プレセント-三井住友カード
また、三井住友カードは、基本的には、会費がかかりますが、手数料のかからない1括払い的な利用法ができるマイ・ペイすリボに登録することで、年会費は、無料になります。
年会費を無料にする方法も含めまして、こちらの記事で、三井住友カード 20%キャッシュバックキャンペーンのポイントと留意点を紹介しています。
このキャンぺーンは、還元対象が幅ひろいことに特徴があり、Amazonギフト券やSuicaのチャージも20%キャッシュバック対象になります。
すでに、三井住友カードをお持ちの方も、追加申込することで、キャンペーン対象のカードを入手することができます。
こちらの記事で、三井住友カードを複数枚発行する方法を紹介しています。
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