PayPay第2弾キャンペーンでは、ヤフージャパンカードの還元率だけが19%ですが、他のカードでは還元率が10%だったり、上限付き全額バックくじが適用されないなど、PayPay利用においては、ヤフージャパンカードのメリットが際立っています。
最近のこうした傾向から、PayPayに登録するベストカードは、ヤフージャパンカード一択になった感があります。
このエントリーでは、届けられたヤフージャパンカードを紹介し、はじめての方にも分かりやすいようにヤフージャパンカードの重要ポイントを紹介したいと思います。
目次
ヤフーカードの実物での説明になります。
これがヤフーカードだ
重要ポイントなので、実際に届いたカードをもとに紹介したいと思います。
申し込みますと、封筒が簡易書留で届きます。
送られてきたヤフージャパンカードが入っている封筒です。標準で7日~10日で送られます。
では空けてみましょう。
中には4枚のペーパーが入っています。
左上が、カードの貼られた台紙で、重要な事項が書かれており、封筒の中身の本体です。(この台紙は捨ててはいけません。)
左下は、封筒の中身の①確認事項になります。
右上は、いわゆる②3Dセキュア(本人認証サービス)の登録案内になります。
右下は、ヤフーカードの③簡単な説明になります。
①の確認事項のペーパーに沿って、ひとつずつ中身をチェックしていきましょう。
カードが送られてきて、まず、最初に確認する内容です。それが重要事項になります。
最初は、カード券面での氏名の確認になります。
カード券面の確認
ヤフーカード本体です。色は、赤か黒の好きな方を選べます。
まず、一番目のカードに書いてある氏名を確認します。カードの名義人ということになります。(万が一間違っているようでしたら、カード会社に連絡しましょう。)
中央に書いてある16桁のクレジットカード番号とその下の有効期限、氏名の3つがクレジットカードでは最も重要な情報になります。
カード番号の上には、ICチップがついています。ICチップつきのカードは、サインではなく暗証番号の入力による決済なので安心安全です。(ICカード端末がないお店はサインになります。)
少額決済の場合、コンビニやスーパーなどお店の契約によっては、サインも暗証番号入力もないサインレス決済となります。
右下は、カードブランドとなっており、ヤフーカードは、VISA、マスター、JCBの世界で使える国際ブランドから選べます。
国際ブランドは何を選ぶか
カードがはじめての場合は、世界でより使える範囲の広いVISAかマスターがおすすめです。
海外旅行する場合、VISAが使えない場合もまれにありますので、VISAとマスターの2枚は必要と個人的には考えます。日本人が多く行く地域(ハワイなど)ですと、JCBの特典が盛りだくさんとよい面もあります。
カードの裏面になります。
中央に署名欄があって、その右に、小さな数字が並んでいます。右端の3桁がセキュリティコードになります。
これまでは、ネット通販では、カード番号、氏名、有効期限とこのセキュリティコードで利用できますが、事情が変わりつつある兆候もあらわれています。
セキュリティコードだけでは、不正利用に対応できないケースがでてきたんですね。セキュリティコード以上の安全対策として期待されているのが、後述します3Dセキュア(本人認証)サービスなんですね。
署名欄の上には磁気ストライプがあり、ICチップ対応でないお店は磁気ストライプを使います。
署名欄の左下には、偽造防止のフォログラムがついています。カード会社により違います。
氏名に間違いなければ、二番目の「ご利用可能枠/ショッピングにおけるリボルビング払いの内容/キャッシングサービスの内容」の確認です。
台紙の記載内容を確認
ここが、クレジットカードの本質的部分になります。カードで言いますとヘビー級の部分になります。
では、台紙を確認します。
左下に、銀行口座引き落としの振り替え依頼書がついていますが、ネットで申し込み済の場合は、返送は不要です。はがきにも返送不要と書かれています。
確認事項は、ご利用可能枠、ショッピングにおけるリボルビング払いの内容、キャッシングサービスの内容の3つになりますが、それぞれ、写真のA、B、Cとマーキングした部分に書かれています。
文字が小さいので、ピンク色の枠の部分を拡大してみましょう。
このカードのご利用可能枠は、Aの部分に書いてある50万円になります。リボ払いやキャッシングをすべて含めて50万円になります。カードで使った引き落とし前の総額になります。
このご利用枠は、カード名義人の状況に応じて、カード会社が定める金額で、50万円より少ない場合も多い場合もあります。長期に使い続けると増える傾向があり、増額を申請することもできます。
Eの部分に、支払いの締日はが書いてあり、月の末日となります。支払いは翌月の27日となり、銀行口座振替となります。
ショッピングにおけるリボルビング払いの内容は、Bの部分ですが、毎月定額支払いのリボ払いをすると、実質年利は18%ということです。実質年利とは手数料も含めたコミコミの年利になります。
実質年利で1万円を1年借りた場合の一日当たりの金利をいくら返せばいいか計算してみましょう。
10000円×0.18÷365=4.9円
一日当たり約5円になります。この5円も1年借りますと1800円になります。
しかし、リボ払いの場合は、月々の返済で、元金は毎月減っていきますので、実際は、一日5円になることはありません。
それが、返済方式のところに書いてある残高スライド方式になります。
残高スライド方式は、毎月の支払としては、減った利息の分だけ元金を増やして、一定金額にする支払い方式となります。予め同じ金額になるよう計算しているんですね。
支払い金額が毎月定額なので分かりやすいというメリットがあります。
残高スライド方式の下に、自動リボと記載されていますが、これは最後に確認しましょう。
次は、キャッシングサービスの内容です。各自による申し込み方式で、最終的にはカード会社が金額を決めます。
このカードの場合は、ご利用可能枠に記載された30万円になります。この枠が設定されますと、カードをATMに入れるとお金が借りれます。
返済に不安がある場合は、キャッシングの枠は申し込まない方がよいかと思います。
海外でもキャッシング(JCB、マスターならCirrusマーク、VisaならPLUSマークのATM)できますので、個人的には、緊急用にある程度キャッシング枠を設定しています。為替差益を考慮に入れなければ、10万を30日間借りた利息は、約1,500円になります。
ここで、あと何を確認したらいいのか別紙を確認してみましょう。
①と②が終わりましたので、③が残っています。
③は自動リボに登録したかどうかの確認です。
自動リボとは、レジでリボと言わなくても、自動的にリボ払いになる設定です。
申し込んだ時に、自動リボで申し込んでいれば、自動リボ払いになりますし、申し込んでいなければ、自動リボにはなりません。
自動リボに申し込んだかどうか分からなくなった時は、右下のQRコードから確認できるページにアクセスできます。
QRコードを読み込んでアクセスした画面です。ヤフーIDとパスワードでログインできます。
この画面で、このカードは、自動リボになっていないことが分かります。
これでよければ、この画面をそのまま閉じます。
また、この画面で自動リボに設定できます。その場合はチェックを入れて、確認画面に進みます。
画面の中央に、現在このカードで使った確定の金額が書いてありますが、銀行口座に引き落とし金額がない場合、リボ払いにするとピンチを回避できますね。
やむを得ない場合もあると思いますが、基本的には、使った額と支払える金額はセットで考える必要があります。
ちなみに、カードの支払いには、一回払い、リボ払い、分割払い、ボーナス払いがありますが、一回払いと二回払いとボーナス払いには手数料がかかりませんので、一回で払えない時には、二回払い、ボーナス払いを検討してみるのもいいですね。
ようやく別紙が終わりました。
残るペーパーは2枚です。
②の本人認証サービスのご登録方法を見てみましょう。
本人認証サービスの登録方法
拡大します。
ネット通販で買い物をする場合、カード裏面記載のセキュリティコードを入力して買う場合が多いんですが、セキュリティコードよりも安全性を高めた場合です。
PayPayにクレジットカードを登録する場合は、今後は、セキュリティコードから3Dセキュアによる本人認証サービスに移行中です。
本人認証サービスを利用するためには、各自がカード会社との間で、本人認証サービスのパスワード等を設定する必要があります。
このペーパーのQRコードから設定ページにいけます。
こちらの記事は、JCBになりますが、ヤフージャパンカードの3Dセキュアによる登録方法を説明しています。
PayPayの公式ページでも説明されています。
いよいよ最後のペーパーです。
これは、ヤフーカードの説明ですので、簡単に見て行きましょう。
ヤフーカードのポイント
表です。
①は入会特典ですね。
入会するだけでもらえるポイントと利用条件を満たしてもらえるポイントがあります。
現在ですと、合計10000万ポイントもらえます。
公式ページからポイントの獲得状況がわかるので、とりこぼしにくい工夫がされています。
こんな感じです。
あと1回カードを利用すればいいんだなとすぐ分かるわけです。
②のヤフーショッピング、ヤフオクで利用できるといいますのは、自分でカード情報を登録しなくても、ログインすれば、同じヤフーグループのサービスであるために、自動的にカード情報が登録されていますので、スムーズな買い物ができます。
ポイントも3倍になります。
③は通常のカード利用ですね。
裏です。
④は、ヤフーカードはTカードとしても使えるということですね。
⑤は、家族カードやETCカードやプラチナ補償のオプション案内です。
ショッピング保険は無料でついています。
通常のショッピング保険で不安な方は、プラチナ補償がかなり手厚い内容になっています。
⑥は、ウェブで銀行口座登録が簡単にできるということですね。
よくある疑問点
審査は厳しいのか
高校生ではつくれませんが、大学生や専門学校といった学生の方でもつくりやすいカードとなっています。
申し込んでからどのくらいで届くのか
ヤフーカードの審査は最短2分で完了し、1週間~10日程度で届きます。
入会費・年会費は?
入会費・年会費とも無料です。
かざし決済はできるのか?
現在のところ、かざし決済はできません。
ヤフーカードは、PayPayへの登録やネット決済において優れた面がありますが、かざし決済機能は、日常的に利用するために欲しい機能ではあります。
かざし決済のカードを1枚持っていますと、日常利用でもかなり便利です。
キャンペーンの対象になることもありますので、かざし決済できるカードは、キャッシュレス時代では必須なカードと言っていいかもしれません。
ヤフーカードとともにおさえておきたいカードになります。
日常使いできるかざし決済可能なカードの例です。
左2つは、dカードです。dカード GOLDの年会費は、年額10,000円(税別)となります。シルバーのdカードの方は、条件付きで年会費無料になります。初年度は無料で、2年目以降は一度でも使えば無料で、使わなければ、年額1250円(税別)になります。
写真の左側は、ゴールドカード機能(保険や空港ラウンジ利用など)を有したdカード GOLDになります。
年会費は、年額10,000円(税別)となりますが、dカード GOLDは、ドコモの携帯料金の毎月10%分がポイント還元されますので、実際のところは、ゴールドカード会費の負担がかなり少なくなっています。
ゴールドカードですので、海外旅行などの保険が付帯し、空港ラウンジが利用できます。個人的に、大きいなと感じているメリットは、ケータイ保障が付帯でついていまして、iPhonの最新機種を持つ場合などもかなり有利です。
こちらのページから申し込めます。
中央のシルバーのカードは、dカードです。初年度は無料で、2年目以降は一度でも使いますと年会費が無料になります。
使わなければ、年額1250円(税別)になりますが、iD払いの場合、コンビニなどでかざすだけで決済できますので、簡単です。実質無料と言っていいかと思います。
実際に使ってみますと、決済時のサウンドも素晴らしく、今回のようなキャンペーンの還元対象にもなりますので、申し込んでおいてお得なカードだと思います。
右端は、イオンカードセレクトです。イオン系のお店で、20日と30日は5%オフになります。(55歳以上は15日も5%オフ)
このカードには、国際基準のVisaタッチが採用されています。外国でもタッチ決済できるんですね。
年会費無料です。カード申し込みでイオン銀行の口座が同時開設されます。銀行口座と一体になったカードだからなんですね。このカードもdカードと同様に持っておきたいお得なカードです。
関連記事
スポンサーリンク