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通信大手3社 新端末購入プログラムのポイントと留意点【9月版】ドコモ・au・ソフトバンク

10月からの通信事業法の改正にあわせて、通信大手3社では、新端末購入プログラムが用意されています。

新機種も含めて、ケータイ端末をお得に買う方法ですね。

ドコモのように、すでに利用できるものもあれば、 auやソフトバンクのようにこれからもあります。

ただ、 auやソフトバンクの購入プログラムについては、今後、内容の調整が入る可能性もあり、状況を注視した方が良い面もあります。

そうした点も含めまして、このエントリーでは、をユーザー目線でまとめ的に紹介したいと思います。

 目次

  

大手3社 新端末購入プログラムのまとめ

 まず、まとめです。

新端末購入プログラムのまとめ(9月23日現在)

新端末購入プログラムのまとめ(9月23日現在)

個別の内容については、次のパートで見ていくことにしまして、注目点だけ見て行きます。

 新端末購入プログラムは、分割購入が条件になっていますが、分割回数が、ドコモが36回、auとソフトバンクは48回となっています。つまり、1回あたりの支払い金額はauとソフトバンクが安くなります。

割引額は、ドコモが最大1/3、auとソフトバンクが2/3になります。

回線契約は、スマホだけ買えるのかということになりますが、ドコモは回線契約が必要で、auとソフトバンクは必要なしです。

次回購入は、プログラムを適用する時に、買い替えるスマホの購入が必要かどうかですが、ドコモは必要なしで、auとソフトバンクが必要ありとなります。

プログラムの開始日は、ドコモが6月1日から、auが10月1日から、ソフトバンクが9月26日からになります。

  

 こうしたユーザーにお得とも思える購入プログラムが用意されている背景です。

分離プランが話の背景

話の背景としては、新規制によって、回線契約と端末購入の契約を分離しなくてはいけないため、大手3社では、こうした新端末購入プログラムを用意しているんですね。

いわゆる「分離プラン」です。

これまで回線の契約と端末の割引はセット扱いでしたが、分離したことで、割引率が前面に出てきて、お得感が強くなっているんですね。

 

回線契約の方では、これまであった2年縛りについての条件も10月以降のプランから緩和されます。ドコモとauは、違約金を9500円から1000円に、ソフトバンクについては、違約金撤廃です。

10月からの携帯大手の2年縛りや違約金、新プランについてのポイントは、こちらの記事で、紹介しています。 

www.card-reviews.com

 

また、この購入プログラムは、回線を契約せずに利用できますので、どこで買うのがお得なのかなんて話にもなるわけです。 

発売されたばかりのiPhone 11 proも半額ですからね。

新購入プログラムに加えて、各社で、新機種の価格もオファーしています。

 

また、新購入プログラムには、対象機種があります。とりあえず、iPhoneをチェックしてみましょう。

新購入プログラムの対象アイフォン

 ドコモの対象アイフォンです。

iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus

出典: NTTドコモ

  

auの対象機種です。 

iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11、その他スマートフォン

※対象機種の詳細については、auホームページで別途ご案内します。

出典:KDDI株式会社

 

ソフトバンクの対象機種です。

 iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、
iPhone 7、iPhone 6s(32GB)、iPhone 6(32GB)、iPhone SE

 出典:ソフトバンク 

 

いずれもプログラムも、iPhoneがお得に購入できますね。

 

ただ、後述していますが、新規制の主旨にあわせるようプログラム内容に調整が入る可能性があり、今後の状況を注視した方がいい面もあります。

 

 

 

 次に、各社の新端末購入プログラムをもう少し詳しく見てみましょう。ポイントですね。

大手3社 新端末購入プログラムのポイント

 まず、6月から始まっているドコモです。

ドコモ「スマホおかえしプログラム」のポイント 

ドコモのポイントです。

ドコモ「スマホおかえしプログラム」のポイント 手順的には、スマホおかえしプログラムに参加して、36回払いで購入します。

25ヶ月目以降に、スマホを返却しますと、査定条件達成で、残りの支払いが不要となります。

36回のうち、24回分払えばいいので、2/3の金額になります。

このプログラムは、参加費が無料で、プログラム条件を受けずに使い続けてもいいので、参加しておくという考えもあります。

また、端末の不具合などで、査定条件が未達成の場合は2万円が必要となります。

下取りプログラムも利用できるということですので、お得な方を選べばいいという感じですね。

下取りプログラムは、申し込み不要で利用できますが、こちらのページで案内されています。

下取りプログラム | NTTドコモ

 

こちらのおてがる料金シュミレーションをすると購入金額のイメージがつかめます。

おてがる料金シミュレーション |  NTTドコモ

 

iPhone 11 Pro(64GB)を、個人的な利用条件でシュミレーションしたイメージです。

f:id:nobujirou:20190923121657j:plain

iPhone 11 Pro(64GB)を1括で買うと、124,416円ですが、プログラムを利用すると、毎月の支払が、3,456円となり、トータルの負担額は、82,944円となるイメージですね。

すこし前のiPhone 8ぐらいの金額になってしまうわけですね。(いまは、64GBで66,000円程度になっています。)

 

ドコモのスマホおかえしプログラムの公式案内ページです。

スマホおかえしプログラム | NTTドコモ

 

このプログラムの参加は、 dポイントクラブ会員もしくはドコモビジネスプレミアクラブ会員が対象になっています。

dポイントクラブ会員は、dアカウントの作成とdポイントの利用登録が条件になっています。

dポイント関連の9月のキャンペーン情報のまとめです。 

www.card-reviews.com

 現在は、d払い20%還元キャンペーンが開催中となっています。

 

次は、auです。

au「アップグレードプログラムDX」のポイント

 auのポイントです。 

au「アップグレードプログラムDX」のポイント

手順的には、アップグレードプログラムに参加して、48回払いで購入します。

参加料は、ひと月あたり390円となります。

25ヶ月目以降に、次のスマホを買って、使っていたスマホを返却しますと、残りの支払いが不要となります。48回のうち、24回分払えばいいので、負担は1/2の金額になります。

現在の内容ですと、スマホ回収時の査定がないみたいな感じですね。

 

また、参加料(24回分計9,360円)や24回分の残債を前倒しで支払うことにより、13ヶ月以降も買い替え・交換が可能になります。

購入時から100日間はSIMロックの期間があり、それ以後の約21カ月間は、SIMフリーになり、乗り換えフリーな期間になります。定期契約のauの中途解約金は1000円になります。

auのアップグレードプログラムEXの公式案内ページです。 

スマホの機種代金が最大半額になる「アップグレードプログラムDX」提供開始 | KDDI株式会社

 

 次はソフトバンクです。 

ソフトバンク「半額サポート+」のポイント

ソフトバンクのポイントです。 auのプログラムと基本の部分は同じです。

ソフトバンク「半額サポート+」のポイント

手順的には、アップグレードプログラムに参加して、48回払いで購入します。

参加料は、ひと月あたり390円となります。

25ヶ月目以降に、次のスマホを買って、使っていたスマホを返却しますと、査定条件達成で、残りの支払いが不要となります。48回のうち、24回分払えばいいので、負担は1/2の金額になります。

スマホの不具合など条件未達成の場合は、2万円が必要となります。

また、参加料(24回分計9,360円)や24回分の残債を前倒しで支払うことにより、12ヶ月以降も買い替え・交換が可能になります。

購入時から100日間はSIMロックの期間があり、それ以後の約21カ月間は、SIMフリーになり、乗り換えフリーな期間になります。ソフトバンクの中途解約金は0円になります。

ソフトバンクの「半額サポート+」のポイントの公式案内ページです。 

半額サポート+ | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

 

 このプログラムで、iPhone 11 Pro(64GB)を買った場合の金額です。

ソフトバンク「半額サポート+」のポイント iPhone 11 Pro(64GB)を買った場合の金額

出典:softbank

25ヶ月目に買いかけた場合で、63,600円になります。これに参加料390円×25ヶ月分の9750円がONされるわけですね。

auやソフトバンクですと、回線を契約していなくても、iPhoneなどの新機種が約半額で買えるということになりました。

 

 

 

各社の新端末購入プログラムが出揃い、いよいよ開始を待つばかりという感じもしましたが、先日、100日間のSIMロックについて意見が出てしまったんですね。

このSIMロックの件も含めた新端末購入プログラムの留意点になります。

大手3社 新端末購入プログラムの留意点

 100日間のSIMロックがなくなる?

9月20日、総務省は、携帯料金に関わる有識者会議を開催したんですが、その中で、auとソフトバンクについてのSIMロックは、新たな囲い込み策につながりかねないという意見が出てしまったんですね。

100日間のSIMロックというのは、新端末を買って、そのまま持ち逃げされないようにしている措置ですが、この会議を受けて、auとソフトバンクは、持ち逃げが防げるようであれば、最初からSIMフリーの検討はできるという姿勢のようです。

 

プログラムが変更される可能性は高い

 こうしたことから、auとソフトバンクのプランについては、SIMフリーの方向で調整される可能性がかなり高いと考えられます。(追記:2社ともSIMロック解除対応で決定)

極端なことを言ってしまいますと、ドコモの回線を契約しながら、ソフトバンクの購入プログラムの方がよければ、ソフトバンクで新型アイフォンは買ってもいいことになります。

基本的には、使っているスマホのSIMを、新しいスマホのSIMトレーに入れるだけの話になります。 

 

最後は、 プログラムの大きな特徴になります。

使ったスマホは手元に残らない

ドコモもauもソフトバンクも、この購入プログラムを利用すれば、使ったスマホは手元に残りません。

1994年ぐらいのドコモのデジタルムーバNから、使った端末は手元に残していますが、かなりの数になっています。

写真もほとんどはハードディスクとかクラウドに移行しているということもあり、レビューで使う以外は、実際、置いておいても、電源を入れることはありません。

 

新機種の方が性能がよくなっているので、日常的には、旧機種を使う必要がないということがあるんですね。

使ったスマホを手元に残すかは、個人的にも考えてみたいテーマですが、多分に好みの問題もあるのではないかとは考えています。

 

 

 

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