9月17日に、ドコモ利用料金に関わる新内容が発表されました。
この中でも注目点は、ドコモ新プランとdカード(永遠無料)をコンボで使うと、かなりお得だということではないかと思います。
現在は、旧プランから新プランへの移行期にあたり、旧プランと新プランがどちらがお得かは、利用条件によって変わりますが、次第に、新プランの方がお得になっていく傾向はあるのではないかと思います。
こうした状況をふまえまして、このエントリーでは、ドコモ新プランとdカード(永年無料)のコンボがお得な3つの理由を紹介してみたいと思います。
目次
新プランとdカードとのコンボがお得な3つの理由
まず、新プランとdカードをコンボで使った時にお得な理由です。
次の3点です。
コンボがお得な3つの理由
- 定期契約と同じ月額(170円引き)
- 中途解約違約金なし
- 5%還元キャンペーン
定期契約なしのプランでも、dカードで携帯料金を支払いますと、170円割引となり、2年定期契約と同じ価格になります。
定期契約なしのプランなので、解約違約金はありません。
そして、この定期契約なしの新プランをdカードで支払ったプランが、新しく新設され「dカードお支払い割」になります。
加えて、期間や条件はありますが、5%還元キャンペーンの対象になります。
以上の内容を通常の2年定期契約と比べてみましょう。
dカードお支払い割と2年定期契約の比較
新プランには、ギガホとギガライト、ケータイプランがあり、ギガライトについては、データ容量ごとのプランがあります。
それぞれのプランごとに、dカードお支払い割と2年定期契約について、月額、違約金、5%還元キャンペーンのあるなしを比較しています。
また、dカードについては、年会費が無料になりましたので、どちらがお得かは、一目瞭然ではないかと思います。(dカード GOLDも同じ条件となります。)
このプランが適用されるためには、すでに新プランを契約されている方も、さらに申込が必要になります。新プランを契約されている方は、このあたりは、扱いについて注視しておいた方がいいですね。
こちらが、9月17日のプレスリリースになります。
解約金不要でおトクにご利用いただける料金プランの選択肢を拡充
dカードが10月から永年無料に
9月17日に、同時に、dカードの年会費の永年無料が発表されました。9月16日入会分から、適用されます。
dカードには、dカードとdカード GOLDがあるんですが、今回、年会費が永年無料になるのは、dカードです。
dカードは、これまで、初年度無料で、翌年度は、一度でも利用しないと、1250円(税別)が請求されていましたが、条件が撤廃され、永年無料となりました。
9月16日入会以降に適用されます。(dカード GOLDの会費については、変更なしです。 )
dカードの詳細や申込は、こちらの公式ページで紹介されています。 かなり申し込みやすくなっているのではないかと思います。
dカード【永年無料】最大8,000ポイント(dポイント、期間用途限定)プレゼント
気になる5%還元キャンペーンもチェックしてみましょう。
5%還元キャンペーンのポイントと留意点
キャンペーンのポイントです。
- 期間:10月1日~2020年3月31日
- 対象者:月末時点での「dカードお支払割」適用者
- 還元上限、ひとり2,000ポイント/月
- dポイント(期間・用途限定)で翌月末に付与
- 還元ポイントの有効期限は6か月
注目点は、ひとり2000ポイント上限が月ごとのカウントになっていることですね。
開催期間は、6ヵ月ありますので、合計12,000ポイントです。
還元対象となる購入金額の上限は、4万円/月×6ヵ月で、24万円になります。
加えて、たいてい、dポイント関連のキャンペーンも開催されていますので、この5%も加算される可能性は高いです。
留意点です。
主な留意点
- iDは対象外
- 携帯電話料金、年会費、各種手数料などは対象外
- エントリー制
iDが対象外なのは、注意点ですね。
キャンペーンの詳細な条件と、エントリー(10月1日~)は、こちらのページでできます。
dカードで、dポイントがつく対象とつかない対象は、こちらの記事中で紹介しています。
こちらの記事では、旧プラン契約者でも、ドコモ携帯料金をdカードで支払うとお得な理由を紹介しています。
個人的には、旧プランで契約していますが、新プランに変えた方がお得なのかをざっくりとチェックしてみましょう。
旧プランから新プランへの変更はお得か
まず、前提として、旧プランから新プランへの変更はお得かについては、それぞれの利用条件によって変わってきます。
大きな条件は、携帯を買って月々のサポートを受けているかどうかになります。サポートを受けている場合は、旧プランの方がお得ですし、受けていない場合は、新プランの方がお得になる傾向があります。
個人的なケースを事例にした比較です。現在は、他社も含めて複数回線とポケットWi-Fiを契約していますので、ドコモを30年近く使っていながら、限りなくおさえてプランにしています。
まず、実状です。
月々サポートがある場合
左が現在の料金プランで、右が、現在のプランと同程度の内容の新プランに変えたプランです。ギガライトの3GBです。
同時に、3台のスマホとポケットWi-Fiを使用していますが、3GBでギリギリです。
たまに、1GBほど、dポイントで追加購入します。期間・用途限定のdポイントでは、ギガは買えませんので、マクドナルドなどのdポイント加盟店でもらえる通常のdポイントは、貴重なんですね。
話を戻しまして、黄色で塗った部分は、個人的な利用状況が反映される部分で、この比較表で多少条件の強弱がついています。データSパックは、現在はもう少し安いプランがありますし、ここには、ずっとドコモ割プラスの割引を含めていません。
また、ギガライトでの-1000円は、家族割を想定した割引になっています。
青く塗った部分は、iPhone 8をドコモで買った時の残債になります。旧プランでは、月々サポートがありましたが、10月からは、この月々サポートを携帯料金に含めてはいけないということで、ギガライトではありません。分離プランになるんですね。
結論的には、iPhone 8の残債の月々サポートがあるために、現在のプランの方が安くなっています。
次は、月々サポートがない場合です。
月々サポートがない場合
青く塗ったiPhone 8の残債と月々サポートがないだけなんですが、月々サポートがないことで、新プランの方がかなり安くなっています。
料金決定要因は、多岐に渡っているため、正確には、個別の条件でシュミレーションしてみないと、はっきりとしたことは言えないんですが、傾向的には、月々サポートが残っている場合は、現状のプランの方がお得になり、月々サポートがない場合には、新プランを検討してみる価値はあると言えそうです。(2年定期契約が残っている場合は、中途解約違約金9500円も考慮する必要があります。)
ドコモの公式ページでも、比較のシュミレーション(概算)ができます。
シュミレーションしてみて、ドコモショップでも確認しますと、現状と新プランの比較の精度も高まります。
そして、前段で触れました「dカードお支払い割」のメリットを考慮してみるという検討手順になるかと思います。
関連記事
スポンサーリンク