スマホ決済が主流となるためには、スマホ本体の価格や料金がもっとお手頃になる必要があるのではないかと思います。
と言いますのも、ドコモを25年近く使い続けていますが、最近、他社と比べて高いのでないのかと思ったんですね。
テレビCMでも、ネットの広告でも、ドコモと同じ携帯なのかと思うほど料金が違うことをアピールしてるんですね。
特にLINEモバイルは、月額500円~となっています。
ドコモを25年使った経験から言いますと、アンビリーバブル(信じられない話)です。
幾つかの携帯各社をざっくりチェックしまして、自分の利用状況などから、LINEモバイルを試してみることにしました。
このエントリーでは、docomoスタート時からの生粋のドコモユーザーが、LINEモバイルを選んだ3つの理由を紹介したいと思います。
目次
LINEモバイルを選んだ3つの理由
LINEモバイルを選んだ理由は、個人的には、次の3つです。
- 格安データフリープランがある
- その時々のお値打ちiPhoneがある
- 2年縛りなし(音声通話SIMは1年利用)
それぞれの理由を簡単に見てみましょう。
1.格安データフリープランがある
現在、LINEモバイルには、LINEモバイルを特徴づけるデータフリープランがあります。
指定のSNSやサービスが使い放題(データフリー)に近いんですね。
指定のSNSは5つあります。
この5つです。
- LINE
- ツイッター
- インスタグラム
- フェイスブック
- LINEミュージック
この5つからどれをデータフリーにするかで、3つのプランがあります。
LINEをデータフリーにしたい場合は、LINEフリーのプランになります。これが月額500円からあります。
LINEに加え、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックをデータフリーにしたい場合は、コミュニケーションフリーのプランがあります。これは月額1110円からあります。
さらに、コミュニケーションフリーのプランに、LINEミュージックを足したものが、MUSIC+になります。これは月額1810円からあります。
この3つのプランに、音声通話SIMのある・なしのプランがあります。
どのプランもLINEアプリを使った通話は可能ですが、音声通話SIMありのオプションは、具体的には、ドコモかソフトバンクの回線を利用した通話になります。
音声通話なしのSIMでもドコモかソフトバンクの回線を選ぶ必要があります。
つまり、ドコモかソフトバンクのユーザーは、手持ちのスマホがあれば、同じ番号のまま簡単に乗り換えできるんですね。
乗り換えには、MNP予約番号が必要になるんですが、この乗り換え手順が、LINE公式で分かりやすい漫画になってるんですね。
2話 MNP予約番号の取得 |マンガで解説|LINEモバイル
この漫画を読んでいますと、LINEモバイルはお試しで申し込んだんですが、もう少しで、MNP予約番号を申し込んでしまうところでした。
では、各プランごとの料金体系を見てみましょう。(2019年4月現在)
LINEフリーの料金体系
LINEフリーの料金体系です。
LINEアプリによる通話とトークがデータフリーのプランです。
一番安いのが月額500円からで、SMS(ショートメッセージ)がつくと、月額620円になります。
アプリの設定や決済系の登録作業ではには、SMSを使うケースが増えてきています。LINEモバイルの初期設定でも使います。SMSは、基本的には必要です。
音声通話SIMは、月額1200円になります。SMSはつきます。(SIMというのは、スマホの重要な情報を格納している小さなカードですね。)
LINEアプリのデータフリーの内容です。
LINEアプリの通話とトークと画像・動画の送受信とタイムラインがデータフリーです。
LINEアプリ内で使っている分には、使い放題に近いというわけです。
留意点としては、例えば、リンク先があって、リンク先のページにアクセスした場合は、データフリーではありません。
ヤフーのニュースのリンクが貼ってあって、その記事にアクセスした場合などですね。
その場合は、データがかかります。
詳細なデータフリーになる対象と対象外です。
データフリーの対象
「トーク」でのテキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信、音声通話・ビデオ通話、「タイムライン」での投稿・カメラ・リレーの利用、閲覧、「友だち」の閲覧、友だち追加、「ニュース」トップ・カテゴリの閲覧、「ウォレット」トップの閲覧、スタンプ・着せかえのダウンロード、アカウント設定
データフリーの対象外
外部リンクへの接続、グループ内Liveの利用、「ニュース」詳細の閲覧、スタンプショップの利用、着せかえショップの利用、着せかえショップの利用、LINEが提供する他サービスの利用
対象外は、データがかかってきますが、LINEフリーは基本の容量が1GBです。
不足した場合は、500MB(1GBの半分)を500円で買うことができます。
現在は、音声通話SIMは、キャンペーン中で、1200円が3ヶ月間300円になっています。
LINEをメインばかりを使う場合は、LINEフリーのプランがおすすめになりますが、ツイッターやインスタもよく使うよという場合は、次のコミュニケーションフリーになります。
コミュニケーションフリーの料金体系
コミュニケーションフリーの料金体系です。
LINEフリーは、LINEだけでしたが、コミュニケーションフリーは、LINEにツイッター、フェイスブック、インスタグラムが追加されます。
個人的には、ツイッターとインスタグラムで多くのデータを消費しますので、コミュニケーションフリーにしました。
ポケットWi-Fiを併用していますので、データ容量、最も少ない3GBとしました。この表の音声通話SIM付きの1690円のプランです。
現在使っているドコモでは、ポケットWi-Fiを使っているため、基本の容量は2GBにしています。ポケットWi-Fiなしで使う時も多いので、データを追加で買うことが多いです。2GB追加する時もありますので、パケットの追加だけで、2000円です。
つまり、LINEモバイルの音声通話付きのSIMでも、パケット追加額よりも安いんですね。
ラインやツイッターやフェイスブックやインスタグラムをよく使う方の場合は、その分のデータが減らせますので、3~5GBあれば間に合うのではないかと思います。
3GBから5GBの価格差は、530円となっていますが、データを追加購入する場合、通常は1GBは1000円が相場ですので、2GBで530円というのはかなり割安の設定です。
ではデータフリーの内容を見てみましょう。
ツイッターです。
ツイッターのデータフリーの対象
ツイートの投稿・ツイッターの機能を使って投稿されたツイートの閲覧(画像・動画含む)、トレンド・モーメント・通知・メッセージの利用、プロフィール・設定とプライバシーの編集、ウェブブラウザでの利用
ツイッターのデータフリーの対象外
外部リンクへの接続、ツイートに含まれるYouTubeなど動画サイトの閲覧、公式アプリ(Twitter,Inc.が提供)以外の利用、ライブ動画(Periscope)の配信、閲覧
ツイートについている動画を見たらデータがかかるんですね。ツイッターの設定で自動再生モードはオフにしておく必要がありますね。)
なんとなくデータフリーの対象と対象外の違いがわかりましたでしょうか。
インスタグラムやフェイスブックも、LINEアプリやツイッターのように主要な機能がデータフリーで、外部リンクへのアクセス等がデータフリー対象外となります。
詳しくはこちらの公式ページになります。(画像付きで、対象と対象外が説明されています。)
音声通話SIMは、キャンペーン価格となっていますので見てみましょう。
3ヶ月間格安になります。
最後がMUSIC+です。
MUSIC+の料金体系
コミュニケーションフリーに、LINEミュージックのデータフリーがついたプランですね。
料金体系を見てみましょう。
ちょっと高くなったイメージがありますね。
データフリーとなる内容です。
音楽データの保存まで入っているので、この価格ということですね。
ちなみに、この料金には、LINE MUSICの利用料は含まれていません。
の公式サイトです。
驚いたことにみんなのプレイリストというのがありますね。
個人的には、現在アマゾンミュージック・アンリミテッドを利用しているため、申し込みませんでしたが、気持ちがゆらぎましたね。
LINE MUSICの利用料はチケット制になっていて、好きなプランを選べるようです。
LINE MUSICをスマホでフルに活用するためには、データフリーが必要というわけですね。
音声SIM付きのキャンペーン料金も見てみましょう。
キャンペーン価格ですと、かなり利用しやすくなりました。
次は、2番目の理由です。
2.その時々のお値打ちiPhoneがある
LINE MOBILEをチェックしていますと、その時々のお値打ちiPhoneを売っています。
機能や価格で比較しますと、アンドロイドもおすすめなんですが、人気の高いiPhoneも用意しているというわけです。
なぜiPhoneなのか
携帯を最初から使っていた世代には、アイフォンの登場が衝撃だったんですね。
ガラケーの時は、N(NEC)とかP(パナソニック)を利用していました。
これは、ドコモの1993年のデジタルムーバNです。
最初に普及したモデルで、それ以前よりかなりコンパクトになりました。
当時は、電話の機能だけしかなかったんですね。
2007年にアイフォンというスマートフォンが発売されて、携帯をめぐる状況は一新されました。
最近は、アンドロイドも使ってみたくなっていますが、やはり、アイフォンなんですね。
現在、LINEモバイルで販売されているのは、アイフォン6sです。
LINEモバイルから届いたiPhone6s
最近、LINEモバイルから届いたアイフォン6sです。
フィルムをはがして、ふたを取った状態です。
コンパクトな箱の中に、幕の内弁当のようにぎっしりと付属品が入っています。
出してみましょう。
完璧なパッケージングもアイフォンの魅力です。
前機種の5sと後継機の7と並べてみました。
左が現在使っているアイフォン5sです。真ん中が、今回、LINEモバイルで買ったアイフォン6sです。左はレビュー用に使っている7です。
大きさ的には、6sで完成形になりました。5sより大きくなっていますが、薄くなっています。
7、8も6sと同じ大きさで、最新ハイエンド機種のXsも、6sを気持ち大きくしただけです。
6sから7になった時に注目を浴びたのが、本体から、イヤホンの3.5㎜ミニプラグのジャック(穴)が消えたんですね。
iPhone6sにはイヤホンジャックがある
6sにはイヤホンの穴があるんですね。7では穴が消え、スピーカーの穴が両側につきました。
7でイヤホンを使う場合は、底面中央の充電用の穴(ライトニングコネクタ)を共用して使います。充電中は、ワイヤレスイヤホンか二股のケーブルを使います。
6s以前と7以降のイヤホンのプラグの違いです。
6sまでは、イヤホンがそのまま使えましたが、7以降には、付属のイヤホンはアイホン専用のコネクタになり、マイイヤホンを使う場合は、付属の変換ケーブルをつけて使います。
ただ、変換ケーブルをつけて使うのは、不細工な感じもしますので、最初からアイフォンのコネクタのついたイヤホン(ライトニングイヤホン)も売っています。
6sは、外形的なことでは、本体サイズが完成形になったことと、スマホでミュージックを聴くユーザーが重視したいイヤホンの穴があるという特徴があります。
価格についても見てみましょう。
なぜLINEモバイルのiPhoneはお値打ちなのか
アイフォン6sのお値段ですが、32GBが一括払いで33,800円(税抜)なります。
64GBは一括払い43,800円(税抜)になります。
LINEモバイルから送られてくるアイフォンは、当然のことながら、未開封です。
未開封とは、箱のフィルムが開封されていない状態のものです。
何らかの事情で開封された新品の相場が、2019年4月現在ですと、6sの32GBで、3万円前後ですので、国内流通モデルの未開封新品が、33,800円(税抜)というのはお値打ち価格になります。
しかも、現在ですと、音声SIMの契約でポイントバックで実質3000円引きで買えます。
LUCKY FESTIVAL | キャンペーン・お得情報 | LINEモバイル
6sの32GB未開封が、30000円はかなりいい金額です。
もうひとつお値打ちの理由がありまして、LINEモバイルは最初から、割引価格で買えることです。
ドコモなどですと、基本的には、定価で買って、月々のサポートという形で、毎月割引が適用されます。携帯会社を途中で替えてしまいますと、そのサポートはなくなります。
最初から割引で買いますと、得したなという感じがしますが、サポートによる割引ですと、一括で買った時などは、毎回、「エッ、こんなに高いの?」となり、月々割引されるにしてもモヤモヤっとしたものがあります。(アイフォンの価格の高さを実感しますので、大事に扱うというメリットはあります。)
アイフォンはどのモデルを選べばいいのか
各モデルには、気にいった点もあれば、気になる点もあり、仕様的には、アイフォンは5sで完成していますので、アイフォンの場合、古いモデルだから悪いということにはならないと考えています。
基本は好きなモデルのアイフォンを選べばいいんですね。(あえて言えば、ストレージが32GB以上のモデルです。)
レビュー用に複数のアイフォンを持っていますが、実際に使っているのは、アイフォン5sです。
容量が16GBなことと、バッテリー面でもさすがに厳しくなってきました。(バッテリーを交換すれば、あと3年は使えるのではないかと思います。)
バージョンをひとつあげて、6sという選択です。
5sですと、今のOSやアプリは厳しめになりますので、デザインや大きさが気に入っているのでなければ、6s以降という選択になります。
7、8、Xもレビューに使っていますが、個人的には、まだ使いたくないという感じです。
こうした意味で、自分の好みにあったアイフォンが売っていれば、LINEモバイルのアイフォンはお値打ちと言えます。
しかし、7が、LINEモバイルから出るのを待った方がいい人もいます。
こんな人にはiPhone7がおすすめ
6sでは、アップルペイが使えますが、ネットの決済だけです。iD(アイディー)などのいわゆる非接触決済は、6sには、FeliCaチップが入っていないため、できません。
コンビニなどで使う、スマホをかざす決済ですね。
通常のQRコード決済は可能です。現状ですと、メルペイのiD払いぐらいが使えない感じですね。メルペイのコード払いはできます。
こちらの記事では、メルペイでiD払いするために、アイフォン5sから8にSIMを入れ替えています。
おにぎりを11円で買うためにかなり細かい作業をしています。
基本的な機能で、アイフォン7以降良くなったものは、カメラ機能です。
ツイッターやインスタグラムでは、それほど変わりませんが、写真を大きな画像で使う場合は、7以降のカメラ性能がよくなっています。
あとは、夜間ですね。夜景もアイフォン7以降の方が解像度はあがります。
6sと7以降を比べますとレンズの大きさが違うんですね。
左が6sのの裏面で上部にレンズがあります。右が7の裏面で、上部にレンズがあります。明らかに7のレンズの方が大きいです。
つまり、レンズが明るいので、夜景も7以降の方が比較しますと、細かい部分まで撮影することができます。暗い場所では、光を多く入れることができますので、明るいレンズの方が有利なんですね。
ただ、5sではなかったLIVEフォトが6sにはついていますので、夜間もテクニックによっては多少カバーできます。
レンズの大きさは違いますが、基本的な光学設計がいいため、日中の写真の見栄えは、それほど変わらないと考えています。
インスタに使う場合は、フィルターを少し使った方が、いいねは押されやすいため、画質の差はなくなります。
個人的には、現在は、6sが使いたかったということがあり、6sにバージョンアップしましたが、アイフォンでかざし決済や写真データを高解像度で使いたい場合は、LINEモバイルで7が出てくるまで待つという選択があります。(LINEモバイルから7が出てくるかどうかは今のところ不明です。7の32GBは、リファービッシュという海外再整備品の未開封が、ヤフオクで3万円程度で買えます。もう少し下がりそうですね。)
最後の理由です。
3.2年縛りなし(音声通話SIMは1年利用)
やはり2年縛りなしというのが大きいですね。
2年縛りはありませんが、音声通話SIMがついた契約は、12ヶ月以上使う必要があります。実際には、13ヶ月になりますね。
1年未満で解約した場合は、9,800円(税抜)の解約手数料が必要となります。
SIMだけの契約は、使用期間の縛りはありませんので、かなり使いやすくなっていますね。
実際に申し込む場合のまとめです。
音声通話付きSIMの場合
現在、LINEアプリ内からアクセスできる特設ページで、他社から乗り換え(MNP)は、10000ポイント、新規番号は5000ポイントの還元があります。
こちらのページに書いてあるコード(WEB01の方)を入力するともらえます。5/10(金) 12:00までです。
音声通話なしSIMの場合
ガラケー派やシニアが、スマホ決済をしたり、ドコモユーザーのサブ機として、LINEモバイルは、最適ではないかと思います。
ツイッターをよく使う人でしたら、コミュニケーションフリーの3GB(月額1110円)で十分ではないかと思います。ドコモで、1GBのデータを追加購入した時の金額とほぼ同じですよね。
初期設定が格安となっているため、特別なキャンペーンはありませんが、初月は無料になっています。
こちらのページから申し込めます。
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