朝、ネットのニュースを読んでいますと、スマホ決済でPayPayが独走といった記事が流れてきました。
PayPayは、確かに超有力だと思うんですが、肌感覚的には、LINE Payにはコアなユーザーがしっかりとついていて、PayPayだけが独走といった感じではないのかなと思いました。
ただ、昨年の10月から、各社のスマホ決済を使い続けていますが、PayPayがLINE Payより優れていると感じる点はあります。
それは、ファミマでTカードを出して、QRコード決済し終えるのは、PayPayの方が速く感じる点です。
これは本当なのでしょうか?
このエントリーでは、ファミマでTカードを出した時に、LINE PayとPayPayのどちらが速く決済できるのかを検証してみたいと思います。
目次
LINE PayとPayPayのファミマTカード早出し検証
実際の時間は、運動神経やスマホ機種のスペックに依存することが多いため、アクション数で検証したいと思います。
ファミマのレジ前に立ったという想定です。
スマホからそれぞれのペイを立ち上げます。
立ち上げ画面 ~1アクション目
立ち上げ画面 から1アクション目です。
左がLINE Payで、右がPayPayになります。
1アクション目で、LINE Payは、マイカードをタップし、PayPayは、支払うボタンをタップして、Tカードへアプローチします。
2アクション目
タップ後の2アクション目の画面になります。
2アクション目で、LINE Payは、マイカードのTカードをタップし、PayPayはお支払い画面にある
モバイルTカードボタンをタップします。
LINE PayもPayPayも事前にTカードの設定をしておく必要があります。
こちらの記事で、PayPayにモバイルTカードを設定する方法を紹介しています。
PayPayでTカードを設定しておきますと、LINE Payの設定も簡単になりますので、作業的にもはかどります。
2アクション目のタップをして、Tカードを出します。
3アクション目
タップ後の3アクション目の画面になります。
Tカードの画面です。レジ前に立った時は、ファミマでは、2アクションでこの画面を出しておく必要があります。
LINE PayもPayPayもTカードの画面自体はほぼ同じです。
ファミマでは、商品をレジ台に置いて、店の人に、リーダーで商品のバーコードを読み取ってもらったあとで、このTカード画面のバーコードを読み取ってもらいます。
この画面だけで、これがLINE PayのTカードかPayPayのTカードかを見分けられる人は少数ですので、ここで、支払い方法を伝えます。
Tカードのバーコードを読み取ってもらっている時に、「ラインペイで」とか「ペイペイで」とか伝えます。
読み取ってもらいましたら、3アクション目で画面上端の×をタップして、Tカードの画面を閉じます。
4アクション目(PayPay決済終了)
Tカードを閉じた画面です。
LINE Payは、コード支払い画面にアプローチするために、画面上端の×をタップして、マイカード画面を閉じます。
PayPayは、店の人にバーコードを読み取ってもらいます。PayPayは支払い完了です。
5アクション目以降(LINE Pay決済終了)
マイカードを閉じたLINE Payの次の画面です。
ウォレット画面になります。
5アクション目で、コード支払いアイコンをタップします。
次は、パスコードの入力ですが、セキュリティ的な話とアイフォンはタッチID(指紋認証)が使えますので、アクション的にはノーカウントしてもいい感じですね。
次が、LINE Payの支払い画面です。
この画面を店の人に、読み取ってもらってLINE Payは支払い完了です。
LINE Payは、PayPayより手順的に、2アクション多くなってしまいましたが、Tカードを見せた後には、タップを加速させることができますので、早い人なら2秒かからないかもしれません。
ただ、アクション数が多かったのは事実になります。
ファミマでTカードを出す場合は、PayPayがLINE Payより、2秒程度速かったんですね。
しかし、想像上の話で、マイカードがチューンアップできるとしましたら、LINE PayはPayPayと同じアクション数になります。
もしもマイTカードにLINE Payボタンがついたとしたら…
本来は、仮定の話は、あまりすべきではないのですが、現在は、こうした話をできる状況になっています。
と言いますのも、LINE Pay自らが、そのLINE Payの改善点をユーザーに求めてるんですね。
#ここがヘンだよLINEPay
そのツイートです。
\ #ここがヘンだよLINEPay あなたの声が新しい機能に⁉️/
— LINE Pay公式アカウント (@linepay_jp) 2019年4月8日
いつもご利用ありがとうございます😊✨
今回は、みなさまに #LINEPay に改善してほしい所を募集いたします🙇♀️
ご意見をツイートしてくれた方には抽選で100名様にLINE Pay残高3,000円相当をプレゼント🎁
ご意見お待ちしてます🔥
期間:4/14まで
このツイートを読みますと、アプリの仮定の話もできる状況ということで、PayPayと同じアクション数にするためのチューンアップ例です。
マイTカードのチューンでPayPayと同じアクション数
もしもマイTカードにLINE Payボタンが実装されたらということで、想像上の2アクション目のTカード画面です。
このTカード画面に、LINE Payの支払い画面へのショートカットボタンをつけますと、PayPayのアクション数と同じになります。
この画面にボタンをつけますと、お店の人も、Tカードをどのような意図をもって出したのかが分かりやすくなるというメリットもあります。
このボタンが画面にない場合は、お客さんは、単にTカードを出して、ポイントを貯めるのか、ポイントを使うのかどちらかと先読みすることができます。
これは勝手に思いついた話でなく、実際に、ポンタのマイカードに、すでにLINE Payボタンが実装されているんですね。
ローソンで、ポンタとLINE Payボタンが素晴らしいパフォーマンスをみせています。
LINE Payボタンは実装されていた(ローソンでPontaの3アクション例)
ローソンでPontaカードからLINE Payで決済する手順を見てみましょう。
マイカードの画面からです。
ウォレット画面からの2アクション目でポンタをタップします。
ポンタカードがでます。
このポンタカードには、LINE Payコード支払い画面へのショートカットボタンが実装されています。
3アクション目でこのボタンをタップして、支払い画面のバーコードを読み取ってもらって支払い完了です。
かなりスピードアップした印象があります。スピード(行動)が変われば、習慣が変わると、米国の哲学者も言っています。
スピーディーに処理できるものには、快感を感じやすいので、習慣化しやすいということもあるんでしょうね。
こちらの記事で、Pontaカードの始め方や登録方法を紹介しています。
このマイカード群に、LINE Payボタンを実装するだけで、LINE Payが最強のスマホ決済となる可能性を秘めている感じがしてきましたね。
マイカードにLINE Payボタン実装で最強スマホ決済へ
まず、TカードへのLINE Payボタン実装は現実的でしょうか。
TカードにLINE Payボタン実装は現実的か
Tカードには、PayPayのヤフーがいるため、TカードにLINE Payボタンをつけて、PayPayとLINE Payを同じ処理スピードにするのは、少し難しいかもしれませんね。
しかし、これまでTポイントの独壇場だったファミマでも、11月から楽天ポイントやdポイントを共通ポイントとして、採用する噂がありますので、何らかの判断にせまられる状況にはなっているのではないかと思われます。
Tカードに対するネガティブな話は最近よく耳にしますが、日本にポイントカルチャーを根づかせた功績はあまりにも大きいので、個人的には頑張って欲しいなと思います。
TカードににLINE Payボタンは実装されなくても、LINE Payの提携先はどんどん増えています。
LINE Payとの提携先は増える傾向にある
最近ですと、LINEとスターバックスとの連携が強化され、LINE スターバックスカードが誕生しました。
スタバの会員登録なしで、LINE Payでチャージできるスタバカードなので、15秒程度で利用できます。
こちらの記事で、LINE スタバカードの使い方を紹介しています。
また、3月末には、メルペイとの業務提携が発表されました。
メルペイはまだ未知数的なところはありますが、キラーコンテンツのあと払いがありますので、着実にユーザー数を増やすのではないかと思われます。
LINE Payボタンの実装で最強スマホ決済へ
提携先はこれからも増える傾向にあり、マイカードにも、LINE Payボタンを実装してくれる提携先が増えますと、最強スマホ決済になる可能性がありますね。
マイカード画面のショップとLINE Payの支払いがセットになりますので、マイカードをユーザーに意識してもらうだけでいいんだと思うんですね。
ちなみに、濃いグレーで塗られているマイカードは、有効化されていませんので、タップして取得する必要があります。
マイカード画面を上にスクロールしますと、未取得のマイカードが出てきます。
タップして、種類によっては、会員番号などの情報入力で設定します。
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