dポイントがやたら貯まるなあと感じたら、だいたいdポイントスーパープログラムが適用されているのではないかと思います。
そのdポイントスーパー還元プログラムの内容が5月10日から変更されます。
公式のアナウンスページです。
この記事では、dポイントスーパープログラムを簡単におさらいし、変更点のポイントと、今後もd払いやdカードを使った方がお得なのか検証してみたいと思います。
目次
dポイントスーパー還元プログラムのおさらい
dポイントスーパー還元プログラムのおさらいです。
このプログラムは、ドコモユーザーやdカード利用者がお得ということはありますが、dポイントを利用していれば適用されます。
現時点の個人的な事例です。
dポイントスーパー還元プログラムが適用されると、この事例では、d払いとdカードのiD払いをした時に、+4%加算されるというんですね。
d払いは基本の利用ポイントが0.5%あり、dカードはカードの利用ポイントが1%ありますので、この+4%が足されて、プログラム適用後の合計は、d払いが4.5%、dカードが5%になるわけです。
さらに、この還元率に、キャンペーンの還元率が加算されるため、キャンペーン利用では、常時10%程度の還元率が確保されていたんですね。
dポイントが、ざくざく貯まるのはこういう理由だったんですね。
このプログラムは、エントリー制ですが、プログラムが開始した2019年6月から1回エントリーすればよいことになっていますので、適用されたままになっている方が多いと思います。
こちらのページの「あなたの還元率をチェックする」から適用される還元率がチェックできます。
dポイント スーパー還元プログラム | d POINT CLUB
ポイントは、dポイント関連サービスの利用状況によって毎月判定されます。
個人的な還元率アップの内訳です。
個人的には、dポイントのステージがプラチナで+1%、ドコモの料金をdカードで支払っているため+1%となります。
よくドコモの料金はdカード以外で支払った方がお得みたいなことを書いている記事がありますが、このプログラムで+1%されますので、そんなことはないんですね。
それと、dマーケット等の対象サービスを利用すると、+2%されます。
個人的には、運動不足解消のためにdヘルスケアの有料版を使っています。
その他には、ディズニーデラックスを契約していましたが、ほとんど見てしまいましたので現在は解約中です。
この高還元率がなんなく達成できたdポイントスーパー還元プログラムが、5月10日から変わってしまうんですね。
dポイントスーパー還元プログラムはどう変わるのか
分かりやすいので、ビフォー(変更前)とアフター(変更後)で見てみましょう。
ビフォーのポイントアップ条件(5月9日まで)
変更前の条件です。
この変更前の条件が、変更後どうなるのか、当ブログでマーキングしています。
変更後も、dポイントクラブステージでの判定はそのままです。
ドコモ料金をdカードで支払った時のポイントアップは内容が変更となります。
その他、dポイント関連サービスでのポイントアップは廃止されます。
変更後の条件です。
アフターのポイントアップ条件(5月10日から)
変更後も、dポイントクラブステージでの判定はそのままです。
ドコモ料金をdカードで支払った時のポイントアップは、dカード GOLDだけが対象となります。
新規条件としては、①dポイントを貯めた回数、 ②ネットのお店のお買い物、③dカード請求額の3つあります。
①と③は、ハードルが高そうな感じもしますが、個人的にこの中で達成できそうなものは、②ネットのお店のお買い物になります。
ドコモユーザーですと、Amazonがd払いできますし、ビームスなどd払いが利用できるネットショップが多いのです。
d払いができるネットショップです。
変更後の個人的な還元率
個人的には、プラチナステージで、dカード GOLDで携帯代を払っていますので、+2%は確保できました。
ネットの買物については、Amazonとビームスで月に2万円程度は買いますが、買わない時もありますので、この1%はとりあえず勘定に入れず、変更後の個人的な還元率は、+2%になりました。
この還元率で、d払いやdカードのお得度をチェックしてみたいと思います。
ベンチマークは、最近リリースされたVISA LINE Payカードです。
こちらの記事で、VISA LINE Payカードを紹介しています。
では、比較してみましょう。
dカードはVISA LINE Payカードよりお得なのか
VISA LINE Payカードのクレジットカードは、初年度3%還元のため、PayPay、d払い、楽天ペイ等にひもづけて利用すると基本の利用ポイント+3%還元となります。
そのため支払いをVISA LINE Payカードにすると、初年度は、QRコード決済で3%程度の還元率が確保できる事態となっています。
dポイントスーパー還元プログラムの変更後、d払いとdカードの2つの支払いについてお得度がどうなるのか、VISA LINE Payカードと比較してみましょう。
d払いでの比較
dカードひもづけ | VISA LINE Payカードひもづけ | |
---|---|---|
通常時 | 0.5+2+1=3.5 | 0.5+3=3.5 |
キャンペーン | 0.5+2+1+5=8.5 | 0.5+3=3.5 |
d払いは、通常時とキャンペーン時に分けて考える必要があります。
通常時は、d払いにdカードをひもづけた時は、通常還元率0.5%+dポイントスーパー還元プログラム2%(個人的な事例)+クレジットカード利用ポイント1%で、合計3.5%となります。
また、通常時に、d払いにVISA LINE Payカードひもづけた時は、通常還元率0.5%+初年度3%還元で、合計3.5%となります。
還元率的には同じですので、dポイントを集めるのか、LINEポイントを集めるのかという話になります。
キャンペーン時は、d払いにdカードをひもづけた時は、通常の合計3.5%に、現在開催中のキャンペーンでしたら、+5%が加算されますので、合計8.5%になります。
d払いにVISA LINE Payカードひもづけた時は、キャンペーン対象外のため、3.5%のままです。
コンビニの還元率ランキングについては、こちらのアカウントでリアルタイムにツイートしています。
コンビニでお得に迷わずにスマホ決済する早見表(5月1日~11日版)です
— DA-remix / カードレビューズ (@card_reviews_) May 2, 2020
d払いコンビニ+5%還元(11日まで)
・対象:残高払い、dカード払い、合算払い
・残高払いは誰でも可
LINE Payの変更点
・残高払いは0%還元
・VISA LINE Payカード登録で1~3%還元
↓詳しくはこちらhttps://t.co/v1BS6JoDBA pic.twitter.com/46IJf7Yie1
カード単体利用での比較
dカードのiD利用 | VISA LINE Payカード | |
---|---|---|
通常クレジット | 1+2=3% | 初年度3% |
ローソン | 1+2+3=6%(共通ポイント抜き) | 初年度3% |
マツキヨ | 1+2+2=5%(共通ポイント抜き) | 初年度3% |
通常のクレジットカード利用では、dカードのiDを利用した時には、クレジットカードの利用ポイント1%に、dポイントスーパー還元プログラムの2%(個人的な事例)が足されますので、合計3%還元になります。
VISA LINE Payカードは、初年度の3%還元になります。
この事例の場合は、dカードのiD利用もVISA LINE Payカードも同じ3%還元ですが、ローソやマツキヨを利用される方は、dカードの支払いで、特約店ポイントが、ローソンで3%、マツキヨで2%貯まりますので、お得です。
ローソン、マツキヨの特約店ポイントが自動でつく仕組みは、こちらの記事で紹介しています。
ローソン、マツキヨの特約店ポイントについては、年会費無料タイプのdカードでポイント付加されますので、通常タイプのdカードは依然として価値があります。
dカード【永年無料】最大8,000ポイント(dポイント、期間用途限定)プレゼント
こちらの記事で、dカードをおすすめする理由を紹介しています。
結局、どうなのか
キャンペーン時は、d払いにdカードをひもづけた方がお得であり、dポイントやd払いのキャンペーンは今後も継続される可能性は高いため、個人的には、しばらくは、d払いには、dカードを登録して使うと思います。
また、dポイント加盟店では、dポイントカード提示でdポイントをもらえるため、集めるポイントを同じにした方が合理的のため、d払いやdカードで支払った方がいいでしょね。
ローソンやマツキヨなどのdポイント特約店では、dカード払いの方が明らかにお得です。
ただ、その他の支払いについては、初年度3%還元はおおきく、VISA LINE Payカードの支払いを増やしている状況といったところです。
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