6月27日に、ファミペイの正式な発表がありました。
それまでは、ファミペイのUI(ユーザーインターフェース)も分からない状態だったんですが、ようやく全貌が明らかになりました。
公式のプレスリリースです。
6月27日までは、ファミマTカードの特典の終了がアナウンスされ、ファミマTカードもその役割を終え、ファミペイに主役交代していくんだろうなと思っていたんですが、それは大きな間違いでした。
ファミマTカードが、突然、息を吹き返し、最強カードに変身してしまったのです。
このエントリーでは、ファミマTカードが突然スーパーサイヤ化した3つの理由を紹介し、ファミマTカードの申込方や留意点を紹介したいと思います。
目次
ファミマTカードが最強カードに変身した3つの理由
3つの理由です。
- ファミペイによるゲームチェンジ
- ファミマTカードだけがチャージ可能
- 収納代行で15%還元!?
それぞれの理由をざっくり見てみましょう。
1.ファミペイによるゲームチェンジ
まず、ファミペイによるゲームチェンジです。
7月1日に、セブンペイとファミペイが利用開始されるわけですが、個人的にも、それほどインパクトあるPayとは、見ていませんでした。 補完的な決済手段になるだろうと、どこかで思っていたんですね。
ところが、6月27日の発表内容をよく知りますと、どうも様子が違うんですね。見通しが甘かったというわけです。
セブンペイもそうかもしれませんが、ファミペイの登場によって、スマホ決済のゲームチェンジが起る可能性があるのではないかと、現在では思いなおしています。 (大きいのは、3番目の収納代行の部分ですね。)
2.ファミマTカードだけがチャージ可能
次に、ファミペイのチャージ方式は、店頭での現金か、クレジットーカードでのチャージになりますが、チャージできるカードは、ファミマTカード(クレジットカードタイプ)だけになります。
PayPayの場合も、ヤフーカードに特権的な位置が与えられているのは確かですが、他のカードもひもづけて使うことができます。
しかし、ファミペイの場合は、ファミマTカードしか使えないのです。
ここまでは、ファミマTカードが、ファミペイでポールポジションを獲ったにすぎませんが、最強カードに変身するのは、ここからです。
3.収納代行で15%還元!?
今後、ファミペイの開始にあわせ、様々なキャンペーンを実施されるわけんなんですが、その中に、「ファミペイチャージで最大15%還元」という内容があります。
7月1日(月)~7月31日(水)までの期間にFamiPayにチャージされたお客さまに、チャージ額の最大15%相当のFamiPayボーナスを還元いたします。※還元の上限額あり
出典:ファミリーマート
いわゆる還元は、ファミペイの場合、チャージでもらえるということなんですが、具体的には、現金チャージで10%還元(上限額2000円)、ファミマTカードのチャージで15%還元(上限額3000円)になります。
ファミマTカードだけが、マックス3000円分をもらえるんですね。
そして、ファミペイは、他のスマホ決済には、できない収納代行ができるというのです。(※一部の収納代行はできません。)
収納代行とは、電気、ガス等の公共料金や税金類の収納を代行するサービスですね。
これまで、nanaco等では、クレカでチャージすれば、カードポイントがついたたために、nanaco等を使った公共料金の支払いや税金には、実は還元がついていたんですね。
それが、ファミペイでもできるようになります。
しかも、キャンペーン中であれば、なんと、10~15%の還元率となります。
収納代行において、最大の還元率15%を実現できるのは、ファミマTカードだけということで、ファミマTカードが突然、最強カード化してしまったんですね。
ファミペイで購入できるものリストは、こちらの公式ページに一覧表(PDF)のリンクがあります。
以降は、ファミマTカードの申し込み方・始め方と留意点を紹介します。
ファミマTカードの申込方・始め方
ファミマTカードは、ネットでも申し込めます。
こちらのページです。
また、終了したポイントカード型のファミマTカードもクレジットカードに切り替えることもできます。
切替は、こちらのページです。
キャンペーンは、7月末ですので、現在、申し込めば、期間内にチャージできる可能性は高いですね。
前後しますが、ファミマTカードの基本になります。
ファミマTカードの基本(店頭支払いコースと口座引落しコース)
まず、ファミマTカードには、支払いが店頭支払コースと口座引落しコースがあります。
店頭支払型は、ファミマに行って、ファミポートを使ってレジで支払うわけですね。
個人的には、カード類を研究していることもあり、特徴のある店頭支払型にしています。
とりあえず、この2つのコースがあることがあることを覚えておけばいいんですが、ネットからの申込みできるのは、店頭支払いコースになります。
口座引落しコースはファミマに置いてある申込書で
口座引落コースを希望される場合は、ファミマにおいてある申込書を使えばいいですね。
申込書です。 入会金、年会費無料です。
左が、以前の申込書で、中央が、現在の申込書で、右が、実際のファミマTカード(クレジットタイプ)です。
現在の封筒は、特典の表示も減り、ファミマTカードもいよいよ主役交代かと思って、記念に一週間くらい前にもらったものですが、まったくの勘違いでした。
ファミペイ+ファミマTカードの合わせ技が用意されていたのでした。
中身のポイントとなる部分を見てみましょう。
ファミマに置いてある申込書では、店頭支払いコースか口座引落しコースを選べるようになっています。
また、口座引落しコースでも、「ずっと全額支払い」、「リボ払い」の2つから選べるようになっています。
店頭支払コースから口座引落コースは、あとで変更は可能となり、ネットで、とりあえず、店頭支払コースを申し込んで、あとで変更するという方法もありますね。
ファミマTカードの留意点です。
ファミマTカードの留意点
ファミマTカードは、ファミマに置いてある申込書を使って、申し込めば、通常のクレジットカードのように銀行口座から全額引落しできますが、基本は、リボ払い型のクレジットカードになります。
支払い方法の詳細はこちらのページになります。
自分で月々の支払い額を決めれるわけですが、リボ払いにした場合は、その分の利息が必要となります。
(キャッシングは、初回30日間無利息になっています。)
個人的には、キャッシングもリボ払いも、ルールを守って使う分にはありだと思いますが、自己管理に不安がある場合は、口座引落しコースの全額払いを選んだ方が間違いないと言えます。
また、店頭支払コースも、ファミポートで、その時々、リボにしたり、全額払いにしたり、自由に設定できます。
支払い忘れもありがちなんですが、住所に、お葉書がきちんと届きますので、その点は心配ないです。
もちろん、地球資源的に紙がもったいないので、期日内にきちんと払うようにした方がいいですね。
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