この時節、キャンペーンがない時でも高還元率を維持することは重要な課題となります。
ほぼ毎日のように利用するコンビニでも、5%程度の還元率をキープしますと、金利に置き換えた場合、かなりの高金利となり、中長期的には大きな還元となって返ってきます。
LINE PayとTカードを併用した場合の最低ラインの4%の還元でも、ファミマで1ヶ月5000円利用する方には、1年で2400円分還元があります。1ヶ月で1万円利用する方には、1年で4800円分の還元があります。けっこう返ってきます。
このエントリーでは、LINE PayとTカードを併用して、ファミマで常時4%以上の還元を実現する方法とポイントを紹介したいと思います。
目次
LINE PayとTカードを使ったファミマでの合計還元率
2019年7月末までという期限付きではありますが、ファミマに行って、Tカードを提示し、LINE Payでコード支払いをするだけで、最低4%の還元となります。
LINE Payとファミマの利用度によっては、5.5%以上の還元率も可能となります。
LINE Payの利用度に応じたLTカードと併用した時の合計還元率です。
グリーン:コード支払いで5.0%+Tカード0.5%→合計5.5%分
ブルー :コード支払いで4.0%+Tカード0.5%→合計4.5%分
レッド :コード支払いで3.8%+Tカード0.5%→合計4.3%分
ホワイト:コード支払いで3.5%+Tカード0.5%→合計4.0%分
左側に書いていますグリーンとかブルーは、LINE Payのマイカラープログラムのバッジカラーを示していまして、月ごとの利用度に応じて、バッジカラーと還元率が変化します。
現在は、2019年7月末までの長期キャンペーンとなっており、全カラーに3%が上乗せされています。
自分が今どのカラーなのかは、ラインペイ画面の「マイカラー」アイコンをタップすることですぐに分かります。
バッジカラーの判定基準は、次のようになります。
《グリーン》決済金額 : 10万円/月
《ブルー》決済金額 : 5万円~9万9,999円/月
《レッド》決済金額 : 1万円~4万9,999円/月
《ホワイト》決済金額 : 0円~9,999円/月出典: LINE Pay 公式ブログ
LINE Payをそれほど使わない場合は、だいたいホワイトになりますので、その場合でも、Tカードとあわせた合計還元還元率は、4%になります。
この4%でも十分に高い還元率なのですが、Tポイントが200円ごとに1ポイントと切り下げ要素がありますので、実際に使っていきますと、Tポイントが0.5%にはならず、4%に届かない還元率となります。
そのため、マイカラーのランクをひとつあげてレッドカラーで合計の還元率4.3%を狙いに行くことで実質4%程度の還元率となります。
レッドになるためには、LINE Payで月に1万円以上使う必要がありますが、コンビニのコード支払いだけの利用だけではなく、クレジット払いや請求書払い分も含まれます。
こうした支払い条件などのポイントは、後ろの留意点でまとめています。
次は、ファミマでの実際の使い方になります。
LINE PayとTカードを併用する使い方と支出管理法
基本的には、商品と同時にTカードを出して、ラインペイで支払います。
形式的には、実際のTカードを出すパターンとスマホに入っているモバイルTカードを出す2つのパターンがあります。
それぞれ簡単に見てみましょう。
スマホとTカードのパターン
スマホでラインペイの支払いを行い、Tカードを別出しするパターンです。
支払いの手順としては、商品と一緒にTカードを先に出します。品数が多い場合は、Tカードを商品と一緒に置いてもよいですね。ほぼ同時に、「ラインペイで」と伝えて、コードを読み取ってもらって支払い完了です。
店員さんからしますと、Tカードを出されても(置かれても)、それが、クレジット払いなのか、Tポイント払いなのか、Tポイントを付加するのか分かりませんので、商品とTカードを置いて、一瞬遅れるかほぼ同時ぐらいに、「(支払いは)ラインペイで」と伝えると、このTカードはポイントをつけるんだなと理解できますので、作業がはかどります。
個人的には、古いアイフォン(5S)を使い続けていまして、スマホ性能によっては、画面の切り替えで時間がかかるため、Tカードを別出しにしていますが、今後は、スマホだけで完結するパターンになっていくと思います。
スマホだけで完結パターン(モバイルTカード)
スマホからTカードを出す場合も、大きくは2パターンになります。アプリに組み込む場合と専用アプリのパターンです。
左側は、LINEウォレットにあるマイカードの中のTカードのアイコンになります。登録して使います。(アップルペイなどにもTカードは組みこんで使えます。)
右側は、Tカード専用アプリのモバイルTカードのバーコード画面です。こちらも登録して使います。
支払い手順としては、「支払いはラインペイ」で伝えて、スマホ画面でTカードを出して、店員さんにTカードのバーコードを読み取ってもらった後、画面を切り替えて、LINE Payのバーコードを読み取ってもらうことになります。
おそらく店員さんと息のぴったりあった動作と素早く画面を切り替えられるだけのスマホのスペックが必要となるかと思います。これもすぐ慣れるのではないかと思います。
このスマホ完結型については、意外と難しい面もあり、ネットの声も少し参考にしてみましょう。
ビックカメラでLINEペイ。レジの人が慣れてなくて、ポイントアップの画面見せてるのにスルー。こっちも初めてでタイミングが分からず、支払い後に再度見せたら「会計前じゃないと...」っておーい!ウォレットとポイントアップの画面切替が面倒くさいし、支払い画面をレジに打つのも二度手間ではないか
— やま (@newtokyo_) 2018年12月22日
最初のポイントカードがスルーされてしまったケースです。ポイントカードはたくさんありますので、仕方がないケースと個人的には思います。
このエントリーで、LINE PayとTカードの組み合わせをおすすめしているひとつの理由に、ファミマの店員さんはTカードに詳しいということがあります。
ファミマでTカードを出してもスルーされることはまずありません。
こちらの記事で、ファミマでLINE PayとPayPayのどちらが早くTカードを出して決済できるか検証しています。
ビックカメラでの支払いは、LINEの新サービス、ショッピングゴーが加わりましたので、1ステップ増えました。
こちらの記事の中でビックカメラでのショッピングゴー、ビックカメラポイントカード、LINE Pay決済の手順を紹介しています。
このエントリーでは、レッドカラー+Tカードの4.3%がお値打ち感があるのではないかということなんですが、ラインペイで1ヶ月に1万円以上使う必要があります。
マイカラーのアイコンからも分かりますし、日々使った額を合計すれば分かるんですが、ライン家計簿を使えば、ヴィジュアル的にも分かりやすくなります。
LINE家計簿での支出管理が便利
LINE家計簿には、ラインの中で使用するライン版と専用のアプリ版があります。
どちらともLINE Payに連携して使います。
アプリ版の「収入と支出」画面です。
一番上が集計期間になっていまして、通常は給料日始まりですが、設定から1日始まりに変えることができます。
集計期間を月始まりにしましたので、その下の支出がLINE Payでその月に使った金額になります。
LINE Pay以外の本来の家計簿として使う場合もありますので、このLINE家計簿でLINE Payで一カ月に使った金額が分かると便利だと思いました。
最後に、コード支払いキャンペーンの留意点と気になるポイントです。
コード支払いキャンペーンの留意点と気になるポイント
マイカラー判定の支払い条件は?
マイカラー判定の支払い条件は、LINE Pay公式ページでアナウンスされています。
Q:カラー判定基準やポイント付与対象に、支払い方法の種類は関係しますか?
A: いいえ、「コード支払い」、「LINE Pay カード」、オンライン、自販機など支払い方法に関係なく、”LINE Pay残高を利用した決済“としてカウントされます。おなじく、「LINE Pay」に連携したクレジットカードでの支払いも対象になります。
なお、通常の「マイカラー」で決まったポイント付与率に3%が上乗せされるのは、LINE PayのQR/バーコード支払いを利用した決済のみとなります。
マイカラー判定の1ヶ月の支払い金額は、LINE Payを通して決済金額ということですね。
しかし、ポイントアップは、コード支払いされた分のみとなります。
マイカラー制度でランクアップする有効な手法
LINE Payのコード払いはコンビニなどでの日常的な利用がメインですので、コード支払いだけで、マイカラー制度のランクアップ実績をつくるのは多少難しい面があります。
そんな時は、LINE Payカードを使いますと、わりと楽にランクアップが可能となります。LINE Payカードの支払いは、キャンペーンでの対象にはなりませんが、支払い額がランクアップの実績になるからなんですね。
こちらの記事で、LINE Payカードの始め方と使い方を紹介しています。
2019年7月末以後の還元率はどうなるのか?
LINE Payは、他社との差別化をはかるべくなんらかの施策を打ってくると推測されますので、個人的には大丈夫ではないかと予想しています。
実際には、終了時期が近づきましたら、各社比較の上で、お得な方法を検討することになります。
ポイント還元制度でのコンビニポイントはどうなるのか?
12月26日、ファミマ、ローソン、セブンイレブンは、ポイント還元制度で、全店2%還元を付与する方針を打ち出しましたので、LINE Pay支払いは、ポイント還元制度の間は最低3%の還元率となります。
流動的な内容になりますが、現在のところの合計還元率(予想)です。
グリーン:通常2.0%+Tカード0.5%+政府2%→合計4.5%分
ブルー :通常1.0%+Tカード0.5%+政府2%→合計3.5%分
レッド :通常0.8%+Tカード0.5%+政府2%→合計3.3%分
ホワイト:通常0.5%+Tカード0.5%+政府2%→合計3.0%分
この還元率は、LINE Payとしては最低の基準還元率ですので、他社との差別化から、還元率を上乗せしてくるのではないかと個人的には予想しています。
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