最近、知人と、期限切れになりそうなJALマイルの使い方について話していますと、その知人は、Suicaに交換していると話していました。(※2019年10月時点の内容です)
その知人は、JALカードがApple Payで使えることを知らなかった過去があり、試しに、JALカードの会費(CLUB-A以上)はマイルで支払えることを知っているかと聞いたところ、知らなかったようで驚いていました。
フライトでマイルの貯まりやすいCLUB-Aという渋い選択をしていましたが、JALカードについてはあまり知らなかったのです。
また、JALマイルは貯まりやすい傾向がありますので、会費がマイルで支払えるということであれば、カード選択の幅をひろげられる方もおられるのではないかと思います。
このエントリーでは、前半で、JALカードの年会費をマイルで支払う方法を紹介し、後半で、本当にマイルでJALカードの年会費を支払うのはお得なのかについても検証してみたいと思います。
目次
JALカードの年会費をマイルで支払う方法
まず、マイルで会費が支払えるカードの確認です。
対象カードと必要マイルの確認
対象カードです。
CLUB-Aカードと CLUB-A ゴールドカードとプラチナカードです。
CLUB-Aは、通常カードより、飛行機に乗った時にマイルが貯まりやすくなっています。
会費と必要なマイル数も見てみましょう。
1マイル=1円の交換レートになります。
家族カードやショッピングマイル・プレミアムもマイルで支払えますが、単独での支払いができないことが留意点になります。
マイルで年会費を支払う方法
年会費をマイルで支払う仕組みとしては、マイルを一度、JALカードポイントに交換しておいて、そこから自動で引き落とされます。
仕組みです。
JALカードポイントは、年会費充当用の専用ポイントになります。
具体的な方法です。
マイJALカードにアクセスします。
こちらです。
マイJALカードのトップページです。
カード記載のお得意様番号と6桁の方の暗証番号でログインします。
ログイン後のトップページ画面です。
画面上部パネルのカード情報をタップします。
タップ後の画面です。
これは、CLUB-A ゴールドカードの事例ですが、メニューの中に、マイルで年会費が支払えるボタンがありますので、タップします。
タップ後の画面です。
マイルで年会費の申し込み画面です。
この画面の指示に従って申し込みます。
気になるのは、1マイル=1円の交換レートがお得かどうかですね。
マイルでJALカードの年会費を支払うのはお得なのか?
まず、JALマイルのお得な使い方のおさらいです。
JALマイルのお得な使い方
最もお得な使い方は、海外の往復航空券への交換ですね。
ヨーロッパとハワイの片道の必要マイルです。
パリのエコノミー片道は26000マイル、ハワイのエコノミー片道は20000マイル必要となります。
欄の右側にPlUS利用時と書かれていますが、これは繁忙期でもマイルを加算して、乗れる仕組みです。
マイルですと、チケットが取れるかがポイントですが、 実際にチェックしてみましょう。
JALのホームページです。
ログインして、マイレージのカテゴリから、マイルを特典航空券に交換を選び、空席照会カレンダーをタップします。
この空席カレンダーで、20000マイルでハワイに行ける日を選びます。
平日が多いですが、来月で、10日ほどの候補があります。
片道単位で交換できますので、帰りはプレミアエコノミーにすることも可能です。
プレミアエコノミーですと、片道3万マイル必要となります。
プレミアエコノミーは、来月は2日ほど候補があります。もともと座席数が少ないというのはありますが、ハワイは帰りの方が時間が長いのでプレミアの人気は高そうです。
と言いましても、帰りで9時間程度なので、エコノミーでもいいですね。
計画的にマイルが消化できない時に有効
とりあえず、10月16日現在から11月の予約でも、4万マイルあれば、JALでハワイを往復できます。
同じぐらいに正規でJALでハワイ往復を予約した場合、10万円程度になりますので、1マイル=2~2.5円の価値があるわけです。
ただ、計画的にマイルが消化できずに、次々と期限切れのマイルが押し寄せてくる事態は多々あります。そうした計画的にマイルが消化できない時でしたら、1マイル=1円の交換レートで、JALカードの年会費をマイルで支払うのは、いい選択だと思います。
また、期限切れマイルの消化方法として、航空券とダイナミックパッケージに使えるeJALポイントへの交換は、10000マイル交換すると15000ポイント(1マイル=1.5円)もらえますので、航空券の交換以外では比較的お得です。
なぜJALマイルは貯まりやすいのか
JALマイルは、光熱費や高額商品の決済に使うことなどで、けっこう貯まりやすい傾向があります。
おすすめの方法としては、イオンJMBカードです。
イオンカードを使いたい時でも、JALマイルが貯まります。
JALマイルの履歴の一部です。
9月末に期限切れになりそうなマイルがありましたので、eJALポイント15000ポイント分に変えました。
10月1日には、イオンJMBカード利用分のマイルが加算されています。
10月10日には、通常のJALカードでの利用分が加算されています。
イオンカードを使いたいケースというのは、イオンの感謝デーですね。
イオンで、20日と30日(感謝デー)にイオンカードで買い物をしますと、5%オフになりますが、イオンJMBカードですと、5%オフでありながら、JALマイルも貯まります。(200円で1マイル)
さらに注目したいのは、10日です。この日、イオンでイオンJMBカードのクレジットカード払いしますと、マイルが5倍もらえます。(200円で5マイル)
イオンJMBカードの公式ページになります。
イオンJMBカードは、JALカードのお得意様番号を共通で使うため、JMBカードもしくはJALカードを発行してからの申し込みになり、基本はJMBカードもしくはJALカードになります。
また、過去には、マイル10倍キャンペーンもあり、かなりお得な事態でした。 このキャンペーンは時々やってほしいキャンペーンです。
年会費がマイルで支払えるならゴールドカードも候補に
個人的には、JALカードゴールドを20年近く使っていますので、JALカードゴールドは、総合的にお得感を感じているということになるんですが、以前は、海外旅行保険が自動的に付帯することを重視していました。アジアのいろんな地域に旅行するのが好きだったんですね。
そうした現実的な視点で、こちらの記事中で、JALカードゴールドを紹介しています。
最近では、みもふたもない話なんですが、空港のカードラウンジが無料で利用できるのが大きいと感じています。
コーヒーが飲めるということもありますが、離着陸前に、いったんノートパソコンやスマホなどを充電できるというのがかなり助かっています。
結論的には、空港ラウンジ以外にも細かなメリットがたくさん重なってお得感を感じて使い続けているということになります。
JALカードの詳細と申込はこちらのページになります。
そうしたメリットのひとつに、年会費をマイルで支払うことができるということがあります。
JALカード(JCB)はJCB20%キャッシュバック対象カード
JALカードのJCBを申し込んだ場合は、現在開催中のJCBの20%キャッシュバックの対象カードということはあります。
こちらの記事でキャンペーンのポイントと留意点を紹介しています。
こちらの記事で対象カードの見分け方を紹介しています。
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