LINE Pay(ラインペイ)は、コンビニから現金をチャージして使うのもシンプルでいいんですが、それだけですと、割り勘などの送金機能が使えないという課題が残ります。
個人間でお金をやりとりする場合は、相手に間違いなく送ったり、相手から間違いなく受け取ったりするために、本人確認が必要なんですね。
LINE Payの場合、銀行口座を登録することで本人確認することができます。
銀行口座を登録することで、LINE Payからポイントや残高を現金として引き出せたり、スマホだけで簡単にチャージできたりしますので、安全性と実益性を兼ねた本人確認になるんですね。
このエントリーでは、そんなLINE Payの銀行口座の登録方法を、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の3つの口座登録を事例にして、ステップ形式で紹介したいと思います。
目次
ステップ1:銀行口座情報等の準備
まず銀行口座の情報を準備します。具体的には、通帳やカードに記載された口座番号や暗証番号などの数字になります。
こうした数字がLINE Payと銀行口座との認証作業に必要となります。
必要な情報は銀行によって違っていまして、主要銀行では、次のような内容になります。
主要銀行の必要情報一覧
■ゆうちょ銀行
・記号・番号・暗証番号
■SMBC 三井住友銀行
・口座番号・支店名・預金種別・第一暗証
・ワンタイムパスワード
・契約者番号 (ご契約時に交付された「10桁の数字」です。)
■MUFG 三菱UFJ銀行
・口座番号・支店・預金種別・キャッシュカードの暗証番号
・通帳最終残高 (最新の残高ではなく、通帳に記帳された最後の残高が必要)
■ジャパンネット銀行
・口座番号・支店名・預金種別・ログインパスワード
・トークン(ワンタイムパスワード)
■MIZUHO
<普通預金口座の方>
・口座番号・支店・預金種別・キャッシュカード・暗証番号
・通帳 (最新の残高ではなく、通帳に記帳された最後の残高が必要)・メールアドレス
<みずほダイレクトの方>
・口座番号・支店・預金種別・合言葉 ・ログインパスワード
・お客様番号 (ご契約時に交付された「8桁または10桁の数字」)・第2暗証番号
■じぶん銀行
・口座番号・支店名・暗証番号
出典:LINE公式ブログ
この他にも、多くの銀行の口座登録ができます。こちらのページでに対応銀行リストがあります。 (LINE Payでも、銀行リストからあるなしを確認できます。)
この口座情報を使って、LINE Payから手続きを進め、各銀行の即時振替サービスとの認証作業を行っていくわけなんですが、この認証作業も、銀行ごとに異なりまして、ゆうちょ銀行のようにシンプルなものもあれば、三菱UFJ銀行や三井住友銀行のようにやや手順を踏むものもあります。
各銀行で異なる口座登録の認証作業
例えば、三菱UFJ銀行では、通帳に記載された最後の残高金額も認証に使います。
三井住友銀行の場合は、スマホの専用アプリやデバイスで発生させるワンタイムパスワードを認証に使ったりします。
認証パターンを大きく分類しますと、数字を入力するゆうちょ型、ワンタイムパスワードを使う三井住友型、通帳残高を使う三菱UFJ型の3つのタイプにわかれます。
ステップ3以降では、各タイプを代表して、ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の3つの口座登録方法を紹介したいと思います。
ほとんどの銀行で、かなりの時間帯でリアルタイムに口座登録できますが、中には時間がかかるものもあり、基本的に各銀行の営業時間内になり、銀行ごとに異なっています。(三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、日曜、祝日でもできました。)
では、実際に、銀行口座の登録作業をはじめましょう。
ステップ2:LINE Payで銀行口座登録を選択
LINEアプリを立ち上げ、右下のウォレットをタップして、ウォレット画面にします。
右上の「+」をクリックします。(送金のアイコンからでも行けます。)
ポップアップメニューが立ち上がります。
ポップアップメニューの上にある銀行口座のボタンをクリックしますと、銀行の選択画面になります。
状況によっては、ポップアップメニューの先のラインペイの画面に進んでいる場合もあります。
ラインペイのこのような画面になります。
左上にある銀行口座のアイコンをクリックしますと、銀行の選択画面になります。
銀行の選択画面です。
このメニューリストの中から口座登録をする銀行を探します。
メニューリストに、登録したい銀行がない場合は、画面をスクロールしますと、あかさたな行順に続いていますので、登録したい銀行の先頭のひらがなをクリックして、登録銀行名を探します。
登録銀行が決まりましたら、クリックしてステップ2は終了です。
ステップ3で、ラインペイと銀行口座の認証作業を行います。
ここからは、代表的な登録パターンであるゆうちょ、三菱UFJ、三井住友ごとに登録方法を紹介します。
ステップ3:銀行サイトに移動して申し込みで完了
まず、注意事項のポップアップが出ます。
本人確認に時間を要する場合があることを確認して、OKをクリックします。
これ以後は、各銀行での認証作業になります。
各銀行の認証方法へのショートカットになります。
ゆうちょ銀行(必要情報入力タイプ)
最初に必要事項の記入画面が出ます。
この必要情報の記入でのポイントは、銀行口座申込時の内容を確実に記入することです。ここに記入する名前、生年月日、住所が、銀行の口座情報と一致している必要があります。
「LINE Payご利用の目的」は、大きくは個人利用か商用利用かということですが、ほとんどの場合は、個人利用ではないかと思います。
スクロール画面になっていますので、下の画面に移動します。
「住所」では、郵便番号を半角(ハイフンなし)で入力して、検索をクリックしますと、都道府県と市町村・丁目が自動入力されます。
番地は半角で入力します。(部屋番号まで住所登録されている場合は、例)2-3-303などになります。)
記入を終えて、一番下の「次へ」をクリックします。
クリックしますと、ゆうちょ銀行の即時振替サービスの利用規定確認画面になります。
この画面は、スクロール画面になっていまして、スクロールしますと、同意事項が記載されていますので、確認後、手続きを進める場合は「同意する」ボタンをクリックします。
クリックすると、いよいよ入力画面があらわれます。
まず、通帳やキャッシュカードに記載された記号の2桁目~4桁目を入力します。
入力後に「進む」をクリックしますと、次の画面に移動します。
以降は、手順に従って、番号、暗証番号を入力していくだけで、簡単に口座登録が完了します。
ゆうちょ銀行の説明ページでもわかりやすく説明されています。
即時振替サービス・双方向即時振替サービスの操作方法-ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行の利用時間になります。
三菱UFJ銀行(通帳残高入力タイプ)
最初に必要事項の記入画面が出ます。
この必要情報の記入でのポイントは、銀行口座申込時の内容を確実に記入することです。氏名、生年月日、口座情報を正確に記入します。
「LINE Payご利用の目的」は、大きくは個人利用か商用利用かということですが、ほとんどの場合は、個人利用ではないかと思います。
入力できましたら、スクロール画面になっていますので、下の画面に移動します。
「住所」では、郵便番号を半角(ハイフンなし)で入力して、検索をクリックしますと、都道府県と市町村・丁目が自動入力されます。
番地は半角で入力します。(部屋番号まで住所登録されている場合は、例)2-3-303などになります。)
記入を終えて、一番下の「次へ」をクリックします。
クリックしますと、三菱UFJ銀行の口座振替申込受付サービス画面になります。
最初の画面は事前確認になっていまして、確認しましたら、クリックして次の画面に進みます。
画面の上にナビゲーションバーがありまして、自分がいまどこの段階にいるのかが分かるようになっています。全部で6つの手順があることがわかります。
手順2は、個人情報の取り扱いに関する同意画面になっていましす。手続きを進める場合、同意ボタンを押します。
手順3は、この口座振替申込受付サービス規定の同意画面となっています。サービス規定のリンクがありますので、クリックして内容を確認すると、同意するボタンがオンになり先に進めます。
確認事項の同意を終えますと、手順4で本人確認方法の選択になります。
手順4の画面です。
本人確認方法の選択です。
口座をオンライン化している場合は、ワンタイムパスワードも使えますが、今回は、通帳での認証になりますので、通帳にチェックを入れて、「次へ」のボタンをクリックします。
いよいよ手順5の本人確認です。
記入欄に、生年月日、暗証番号、お手元の銀行通帳の最終記載金額を半角で入力します。
入力できましたら、「実行ボタン」をクリックしますと、最終確認と受付完了の画面が続きますので、最終の手順6画面の中央にあります「収納企業に戻る」ボタンを必ずタップ(クリック)して、LINEに戻ります。
三菱UFJ銀行の口座振替申込受付サービスの公式ページです。
ネット口座振替申込受付サービス : ご利用方法 | 三菱UFJ銀行
利用時間です。
ネット口座振替申込受付サービス : サービスの詳細 | 三菱UFJ銀行
三井住友銀行(ワンタイムパスワードタイプ)
最初に必要事項の記入画面が出ます。
この必要情報の記入では、銀行口座申込時の氏名、生年月日、口座情報を正確に記入します。
「LINE Payご利用の目的」は、大きくは個人利用か商用利用かということですが、ほとんどの場合は、個人利用ではないかと思います。
入力できましたら、スクロール画面になっていますので、下の画面に移動します。
「住所」では、郵便番号を半角ハイフンなしで入力して、検索をクリックしますと、都道府県と市町村・丁目が自動入力されます。
番地は半角の数字と半角のハイフンで入力します。(部屋番号まで住所登録されている場合は、例)2-3-303などになります。)
記入を終えて、一番下の「次へ」をクリックします。
クリックしますと、三井住友銀行の口座振替契約受付サービス画面になります。
店番号+口座番号(もしくは契約者番号)と銀行ATMで使用する暗証番号を入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
(SMBCダイレクト ライト口座の場合、これ以上作業が進めない場合があります。進めるようでしたら、以降の手順で、パスワードカードを発行して、ダイレクト口座にする必要があります。)
ログインボタンを押しますと、ワンタイムパスワードの入力を求める画面になります。
ワンタイムカードは、数分で無効になるパスワードで、スマホアプリかデバイスで発生させます。ワンタイムパスワードは安全性が高く、このパスワードでログインすることで認証作業は終わります。
中央部分に、ワンタイムパスワードを発生させるスマホアプリ(パスワードカード)を起動するボタンがありますのでクリックします。
パスワードカードがない場合もとりあえずクリックします。
パスワードカードがある場合は、発生したワンタイムパスワードを入力して、ログインして認証作業は完了です。
パスワードカードがない場合は、アプリストアに飛びますので、インストールします。
三井住友銀行アプリのインストール
アプリストアの画面です。(追記:2019年3月以降は、パスワードカードは、三井住友銀行アプリに統合されたため、三井住友銀行アプリのインストール画面に飛びます。 )
上部中央付近のアイコンをクリックして、ダウンロードして、アプリをインストールします。
三井住友銀行アプリのインストール方法とアプリ内にあるパスワードカードの設定方法はこちらの記事で紹介しています。
ワンタイムパスワードでログインして完了
三井住友銀行アプリで、ワンタイムパスワードを発生させます。
6桁のワンタイムパスワードが発生します。
中央に、このパスワードが有効な時間が表示されていますので、時間内に手際よく入力します。(パスワードのコピー&ペーストもできるようになっています。)
元の画面に戻って、ワンタイムパスワードを入力します。
時間が経過しすぎますと、安全性のため作業は中断されますので、また初めからやり直しますと、この画面があらわれます。
ワンタイムパスワード入力して、一番下のログイン続行ボタンをクリックします。
次の画面が、申し込みの画面になっていまして、申し込み内容や規定を確認して、同意のチェックを入れて、口座振替申込ボタンを押して完了です。
(最後の画面で、自動的にLINE Payに移動しない場合は、「移動」のボタンを手動で押して完了です。押さないと手続きは完了しません。)
最後に銀行口座が登録できたか確認
銀行口座が登録できているかは、LINE Pay画面の銀行口座アイコンをクリックすることで確認できます。
こんな感じです。追加したい場合は、一番下の「新規口座の登録」ボタンで追加できます。
削除したい場合は、LINE Payの設定から銀行口座のメニューをクリックし、削除したい銀行名を右にスワイプして削除ボタンをクリックします。
追加も削除も簡単ですので、自分に最適な銀行口座登録にカスタマイズして、計画的にチャージするのがおすすめです。
最後にLINE Payに銀行口座を登録する時のポイントです。
LINE Payに銀行口座を登録する時のポイント
LINE Payに銀行口座を登録時のポイントは、口座登録に必要な情報を前もって準備しておくことです。
また、銀行口座を申し込んだ時の住所などの内容を、手続き画面に、正確に入力することも重要です。
三井住友銀行の場合、ワンタイムパスワードが必要など、慣れていないと難しく感じるかもしれませんが、外国の銀行はだいたいこんな感じですので、今のうちに慣れておくのもいいのではないかと思います。
手順を細かく書いていきますと長くなりますが、実際は、正確に記入していけばあっという間に終わるのではないかと思います。
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