2019年の6月から、ヤフオクでPayPayが利用できるようになりました。
具体的には、ヤフオク落札での支払いに、PayPay残高が利用できます。
また、ヤフオク出品の売上をPayPay残高にチャージすることができます。
落札者(買い方)と出品者(売り方)の両方で、PayPay残高が利用できるようになったということなんですね。
別の見方では、もともとヤフオクには、独自のお得企画が爆裂しているようなところがあるんですが、それが、これまで以上に幅広いユーザーに開放されていくというようなことかなとも言えます。
実際、PayPay残高が使えるようになったことで、ヤフオクやってみようかなという方もおられると思いますので、このエントリーでは、ヤフオクお得企画の基本から、最低限チェックしたい内容、そしてPayPay残高で決済する方法を紹介したいと思います。
目次
ヤフオクをお得に落札する方法
ヤフオクは、基本的に、ヤフーIDでログインするだけで使えます。
PayPay残高を使うためには、PayPayとヤフーIDを連携する必要がありますが、連携するだけでPayPay残高支払いが設定されますので、最も簡単な支払い設定と言えます。(こちらの記事で、連携方法を紹介しています。)
PayPay残高を有効に使って落札するためには、ヤフオクのお得企画の基本をおさえておく必要があります。
まず、ザックリしたイメージをつかむために、実例で、お得さを確認してみましょう。
最近のポイント獲得履歴です。
この履歴では、ヤフオク関連の3つのお得企画で、 ポイントがゲットされています。
ヤフオクのお得企画は、絶えず変化しているようなところがあります。
2021年5月現在のお得企画
2021年5月現在は、トップページのパネルにお得企画がまとめられています。
また、画面の宝箱アイコンに本日のクーポンが届いています。
宝箱をタップしてみます。
おトク宝箱のページに飛びます。
おトク宝箱は、ヤフーのお得なクーポンやキャンペーンを紹介したページです。
スクロールします。
その日のヤフオクのクーポン等の情報がまとめられています。(アプリ限定で使えるものもあります。)
先着順のクーポンもあるため、タップして取得しておくと、あとでしまったということが少なくなります。
2020年までのお得企画(参考)
まず、おさえたいのは、5のつく日です。確実に、5%還元がゲットできます。
① 5のつく日
5のつく日は、PCサイトで+3%、アプリから入札するとさらに+2%還元が加算されます。5のつく日に、アプリから入札しますと、5%の還元があります。(追記:2020年4月15日で終了しました。)
エントリーボタンをタップしてのエントリー制になります。
5のつく日の詳細ページです。
② Sundayくじ
Sundayくじは、日曜にくじが引けて、還元率の異なる当たりが出ます。日曜の入札案件に適用され、その週の土曜まで適用できます。還元率の高い当たりが出るとデカい還元が返ってきます。(追記:不定期開催となっています。)
Sundayくじの詳細ページです。
③ ラッキールーレット
ラッキールーレットは、不定期開催ですが、当たりますと、100%還元の上限30000円分や50%還元の上限15000円分が出ます。
ラッキールーレットをするのはただなので、ラッキールーレットに当たって、落札するとかなりお得です。アプリから引けて、その日の落札案件に適用されます。
個人的には、ルーレットをして、結果が良ければ、即決案件を落札するようなことをしています。完全な後だしができます。
また、タイミングを見て開催するだろうと思います。
その他には、ヤフオクスクラッチとゾロ目の日クーポンがあります。
④ ヤフオクスクラッチ
スクラッチは現在は開催されていませんが、かなり当たる印象があります。
当選履歴を見ますと、3月は、10%を4回も当てていました。
スクラッチはその日の落札分の適用になります。
現在はやっていませんが、定期的にやっていますので、随時開催されるだろうと思います。
⑤ ゾロ目の日クーポン
ゾロ目の日クーポンは、11日と22日に先着でゲットできて、有効期間も2日間ほどあります。これは意外と忘れやすいので、カレンダーにメモしておいた方がいいですね。
ゾロ目の日クーポンの詳細です。
ヤフオクお得企画のまとめ
ヤフオクお得企画を簡単にまとめますと、5のつく日と日曜の入札がお得で、ゾロ目の日にはクーポンをゲットします。
あとは、ヤフオクに、日々、アクセスしていますと、ルーレットやスクラッチなどのお得企画が、かなり目立つ位置に表示されていますので、チャレンジします。
はじめて&ご無沙汰の方にも、大判振る舞いな「はじめて&ご無沙汰の方限定クーポン」が出ますので、ヤフオクをチェックしてみますと、50%とか15%とか出る可能性が高いです。
ヤフオクを安全に落札する方法
ヤフオクを本当にマスターするためには、多くの知識が必要となりますが、通常的な利用では、それほど必要ありません。
と言いましても、最低限、チェックした方がいい内容はあります。
同じ商品が安く出品されていないか
落札した商品と同じ商品が出品されていて、あろうことか高い方の出品を落札してしまうことがあります。
落札する場合は、同じ商品が安く出品されていないかチェックする必要があるんですね。
これはヤフオクもそうですし、メルカリやラクマでもそうした傾向はあります。時間がある場合は、同一商品がメルカリやラクマでも売られていないかチェックします。
出品者の評価をチェック
最初は、出品者の評価をチェックした方がいいですね。
悪い評価がついている場合は、その内容をチェックします。その内容が気になる内容であった場合は、入札はやめておいた方が安全です。
悪い評価がついていても、その評価をつけた人がすでに退会している場合は、どのような理由で悪い評価をつけたのか分からず、考慮しなくていい場合が多いのではないかと思います。
個人的には、悪い評価が複数あっても、どうしても欲しい商品の場合は落札しています。悪い評価を見ますと、事情的な理由もあり、実際に落札しても、特に問題はあったことがありません。
アプリ版の出品者の評価の見方です。
落札したい商品をタップしますと、画面の下の方に出品者のアカウントが出てきます。
この方は、約200件の評価があり、98.8%のユーザーが良い評価をしている出品者です。
アカウント名の下が、ボタンになっていますので、タップします。
評価一覧が出ます。
直近100件と直近1000件の評価もでますので、最近の傾向も分かります。
この方は、約200件の評価のうち、3件が悪い評価となっています。
傘マークが悪い評価になっていて、青い数字をタップしますと、悪い評価を見ることができます。
評価内容を確認したところ、通常の取引では起こり得る内容であったため、個人的には、落札してもよい出品者と判断しました。
では、実際に、ヤフオクを落札して、PayPayで決済してみましょう。
PayPay残高でヤフオクを決済する方法
まず、出品には、大きく分けて、入札によって落札される商品と即決価格が設定されている即決案件があります。
即決案件にも、開始価格と即決価格が違う商品と、開始価格と即決価格が違う商品があります。開始価格と即決価格が同じ場合は一発で決まります。
今回は、即決案件の事例で紹介します。
即決出品を落札するケース
2000円程度の即決出品を選んで、タップしたところからです。
金額の所に即決と書かれていますので、開始価格と即決価格が同じ即買いできる出品になります。
今日は、5のつく日のため、+5%の還元があります。(2020年8月からは、この還元が、PayPay残高に統一されます。)
いきなり「落札する」ボタンをタップしたいところですが、もう少し情報をチェックします。終了が金曜なので、時間的には、もう少し余裕があります。
画面を上方向にスクロールします。
出品者の情報が出ます。
この出品者は、ストアの表示がありますので、お店からの出品になります。
評価内容をチェックしますと、悪い評価が複数ありますが、お店の場合は多い傾向がありますので、問題なしと判断しました。
出品者の欄には、このお店のストア情報もあり、商品の発送日数なども書かれていますので、必要に応じてチェックします。
その下の「この商品の詳細情報」をチェックします。
商品の説明には、商品自体の説明と出品時の設定情報があり、このボタンは出品時の設定情報になります。
詳細情報です。
確実に落札をするためには、早期終了と自動延長の設定をチェックします。
早期終了が「あり」となっている場合は、メルカリや店頭にも商品を出している可能性があり、そこで売れてしまいますと、早期終了します。
また、タッチの差で売れてしまい、情報が反映されていない場合もあります。その場合は、取消しとなります。
早期終了がある場合は、どうしても欲しい商品は、とりあえず入札して早期終了を回避するか、即決で落札するのがおすすめです。
自動延長が「なし」となっている場合は、入札間際の入札が勝敗を分けることがあります。
誰も入札しないと思って安心していますと、終了時刻間際を狙ってくる熟練者がいますので、落札するまでは注意する必要があります。
アプリの場合、通知設定しておくと、ひんぱんに通知してくれます。
では、落札します。
落札後は、あらわれる画面の指示に従って手続きを進めます。
まず、取引連絡をします。
取引連絡と書いていますが、出品者と直接やりとりではなく、ヤフオクのシステムを仲介して、送付方法や届け先を調整します。
出品者と直接連絡する時は、連絡掲示板を使います。決済しますと、出品者から定型的な御礼が入る場合も多いです。
画面の指示に従って手続きが終わりますと、最後に決済になります。
かんたん決済です。
ヤフーのサービスで共通で使っている決済ですね。
支払い期限がありますが、決済しないと、落札商品が送られてきませんので、落札時に支払うのがおすすめです。
支払い設定画面になります。
ヤフーショッピングは、PayPay残高とカードのまたぎ払いができましたが、ヤフオクは残高払いをするかしないかになります。Tポイントは併用できます。
通常のPayPay決済では、0.5%の還元になりますが、ヤフオクでの決済は1%のPayPay
ボーナスがもらえます。
また、ストアと個人では、決済の処理方法が若干変わります。
ストアの場合は、落札時に支払いが完了しますが、出品者が個人の場合は、決済は済ませておきますが、支払ったお金はヤフオクに一旦プールされます。
商品が落札者に届きましたら、落札商品のページから受取通知をします。
受取り通知をした段階で、ヤフオクからお金が出品者に支払われます。通知をしないと、いつまでたっても、出品者にお金は払われませんので留意が必要です。
受取り通知後は、状況に応じて、出品者の評価を行います。
(問題がなければ、最高の評価がだいたいお約束になっています。)
決済を完了させますと、ストアですので、PayPayにも決済通知がすぐに届きます。
確かに、1%のPayPay残高が付加される予定になっています。
( 今回は、即決案件の例でしたが、入札案件も落札しましたら、このページに内容を追加する予定にしていましたが、強敵があらわれ落札できなかったため、落札案件がありましたら、更新します。)
支払いはヤフオクはPayPay×ヤフーカードがお得か?
これまでのヤフオクは、ヤフーカードであろうと、他のクレジットカードであろうと、そのカードの還元率だけがつきましたので、支払い方法をヤフーカードにするメリットというのはそれほどありませんでした。
今回、PayPay残高へのチャージをヤフーカードにしますと、1%のTポイントがもらえますので、PayPay利用の還元とあわせて、合計2%の還元になり、支払い方法をPayPayにするメリットが出てきたのではないかと思います。
ここで、他の支払いも含めたヤフオクでの還元率を見てみましょう。
ヤフオクの支払い方法別の還元率
利用還元率 | カードポイント | チャージポイント | 合計 | |
PayPay×ヤフーカード | 1% | - |
0% |
1% |
VISA LINE Payカード | - | 2% | 0% | 2% |
その他カード | - | 1% | - | 1% |
PayPay×ヤフーカードは、通常還元率と残高へのチャージポイントで合計2%です。
ところが、VISA LINE Payカードなどの高還元率カードで支払いますと、2%となり、還元率だけを見た場合は、PayPay×ヤフーカード支払い以上の還元率になっています。
その他のカードでは、カードポイント1%になります。
ただ、これは数字上の比較で、実際には還元の種類が違いますので、2020年8月以降にに還元がPayPay残高に統一されますと、ヤフオクのお得技とあわせて、ポイントをまとめるという効果があるのかなと思いました。
PayPayを含めたヤフーのサービスは、還元方法を統一中のため、現状では、単純比較はしにくいということがあります。
また、ヤフオクの場合は、初めに紹介しましたお得技の還元率が高いため、そちらにフォーカスした方が高い還元率が得られるということがあります。
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