3月27日、LINE Payとメルペイが、店舗利用における業務提携を電撃的に発表しました。
LINE Payのプレスリリースになります。
今年の初夏から、ユーザーは、お店にどちらかのロゴがあれば、LINE Payかメルペイか気にすることなく、コード支払いすればいいんですね。
表面上は、シンプルな相互利用に見えるんですが、少し考えてみますと、この連携には激烈な効果があることが分かるんですね。
会社や企業という枠組みとユーザーレベルという枠組みの2つのレイヤーにディープインパクトを与えることになるかと思います。
このエントリーでは、ラインとメルカリの連携が、企業レベルとユーザーレベルにどんな意味を持つのか、ネットの反応をチェックしてみたいと思います。
目次
(ツイッターの画像表示バージョンはこちらのページ)
まずは、連携発表へのストレートな反応です。
LINE Payとメルペイ 提携発表への反応
これはかなりのインパクト
これはかなりのインパクトhttps://t.co/X7bb5AIcpe
— 山下翔一/ペライチ創業者 (@petitsho) 2019年3月27日
インパクトの大きさは、後から明らかになるんでしょうね。
ユーザーとしてはありがたい
ユーザーとしてはありがたい
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2019年3月27日
スマホ決済、LINEとメルカリが提携 LINE Payとメルペイが相互開放 https://t.co/DmXywYrOu5 pic.twitter.com/eiXGXqBRAJ
この連携は、メルカリユーザーにとっては本当にありがたいですね。
メルペイは、スマホ機種に依存したiDという形で利用できましたが、コード支払いは、正直、どこで使っていいのか分かりませんでした。
LINEとメルカリが組むと強いよな
LINEとメルカリが組むと強いよなー。https://t.co/uHyVJvEXH6
— 中村商店@楽々キャッシュレス生活 (@ASK_Assistant) 2019年3月28日
他社から見ますと、そこは組んで欲しくなかったと思うかもしれませんね。
フリマアプリで競っていた時期も
#LINE と #メルカリ はフリマアプリで競っていた時期もありました。人材の行き来も。記者会見で「大きい決断をした」(Line Pay幹部)と言った背景にはこうした事情があります。
— 奥平和行(日本経済新聞) (@kazokudaira) 2019年3月27日
LINEとメルカリ、スマホ決済で加盟店相互乗り入れ:日本経済新聞 https://t.co/g2mh0thcTt pic.twitter.com/EPdTUNdVSy
こういう薩長同盟的なものを日本企業は推進すべき
これこれ。こういう薩長同盟的なものを日本企業は推進して戦わないと。
— Raita Shimono (@taira32123) 2019年3月27日
ついにメルカリをDLする時がきたか… / LINE Payとメルペイが提携、QR決済の相互解放へ (Engadget 日本版) #NewsPicks https://t.co/xqzp4THVIJ
薩長同盟が向かう先は、維新ですね。
次に、連携が与える企業レベルへの影響です。
LINE Payとメルペイ 連携の射程
キャッシュレスに向かうには、分断より統合
キャッシュレスに向かうには、分断より統合の方が絶対によくて、同じお金(円)が日本国中で使えるのと同じように、オンライン上のお金も、あらゆるサービスで網羅的に使えた方がいいに決まってる。
— 佐藤奨 / TSUTOMU SATO! (@2tomman) 2019年3月27日
LINE Payとメルペイが戦略的業務提携 | 株式会社メルカリ https://t.co/bZFxJyebtA
QRコード各社の戦略としては、囲い込みと連携があるように感じます。
囲い込みは奪われる余地があるということであり、連携で包囲された時には、崩されるおそれがあります。
LINEは、仕組み的にも、連携戦略が自然なんでしょうね。
第三者の巻き込みが骨子
#LINE Pay、#メルカリ 傘下の #メルペイ が提携を発表しています。加盟店の相互開放、「モバイルペイメントアライアンス」を通じた第三者の巻き込みが骨子です。 pic.twitter.com/aZBfIfQ2iA
— 奥平和行(日本経済新聞) (@kazokudaira) 2019年3月27日
ダムが決壊する日が、QRコードのXデーになります。
LINEがインフラになる日ですね。
買い物の際は「最終的にメルカリで売れるか」が判断軸
昨今の若者のメルカリでの消費市場規模は大きいし、実際に買い物の際は「最終的にメルカリで売れるか」が判断軸になっている。
— 山中 龍也 (@burger_mafia88) 2019年3月28日
メルペイは需要があるサービスだし、LINEとのタッグで開拓コストをうまく削減できるのは両者にとって大きなメリット。
LINE Pay&メルペイ同盟戦略https://t.co/aC08NCvuyv
LINE Payにとっては、メルカリ売上の還流やメルカリ価格といった情報をシェアできることは、将来的な決済市場においてほぼ決定的なアドバンテージとなるかもしれませんね。
MOBILE PAYMENT ALLIANCE設立が大きな柱
【LINE Payとメルペイ 業務提携】https://t.co/5nTCM2NLH9
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年3月27日
LINE Payとメルペイは、キャッシュレス普及に向けた業務提携に基本合意したことを発表。加盟店の相互開放と「MOBILE PAYMENT ALLIANCE(仮)」設立が大きな柱となっている。
LINE Payもメルペイもディテールが面白いということはありますが、MOBILE PAYMENT ALLIANCEという錦の御旗もあります。
まさに維新ですね。
最後に、連携が及ぼすユーザーレベルへの意味合いです。
加速する共通ユーザーの利便性と流動化
コード決済という選択肢を無駄なく活用
メルペイとLINEpayが協力関係というのはありがたいです。メルカリの売上金、ポイントにしたもののiPhoneに対応してなかったので、コード決済という選択肢はほんと無駄なく活用できる。
— けいま@固ツイ拡散希望 (@xkeima) 2019年3月27日
メルカリの売上金は、自分の持ち物を売って、そこから送料や手数料が引かれて残ったお金ですよね。
お金はお金なんですが、売上の1000円と通常の1000円は、意味合いがだいぶ違うと思うんですね。
多くのユーザーが、メルカリの売上は、無駄なく、意味を持たせて使いたいと思っているのではないかと思います。
メルカリもラインペイのバーチャルカード登録できた
メルカリもラインペイのバーチャルカード登録できたよ…!✨
— お金借りるトリセツ (@ava_torisetsu) 2019年3月22日
LINEPayで買えないものはない…!!
すでにクレジット登録している人は、いったん削除してからLINE Payのバーチャルカード登録してね🙆🏻♀️
メルカリもLINE Payで20%還元😉
LINE Payなんでもありだなー💦 pic.twitter.com/aKQk2iQPjr
個人的には、3月の超Payトクが始まった瞬間に、LINE Payカードをメルカリに登録して、欲しかった商品を買いました。
最初に使ったのがメルカリだったんですね。
こちらの記事で、アマゾン、楽天、ZOZOタウン、メルカリにLINE Payカードを登録する方法を紹介しています。
この記事を書いた時には、2社の連携はまったく予想してませんでした。
売上金を一度口座に戻してLINE PAYにチャージ
メルカリの売上金でそのまま買うより、
— 壬琴★4/13㈯夜ネメ (@project_nemesys) 2019年3月20日
一度口座に戻してLINE PAYにチャージして
それで買う方がポイント分お得やな
エクセレントですね。
連携発表前から、メルカリ→LINE Pay→メルカリのサイクルが出来てたんですね。
今後、LINE Pay残高とメルカリ売上(メルペイ残高)が、直接、行き来できる将来があるのかないのかを、注目してみたいと思います。
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