3月12日から、LINEのチャットで商品が直接買えるようになりました。
具体的には、LINEトーク内で選んだ商品をLINE Payで支払うんですが、 新たに開発された会話広告fanp(ファンプ)というパッケージが利用されています。
ファンプの公式ページです。
このLINE Pay×fanpの最初の事例が、メンズスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」ということで、早速、チャットで商品を買ってみました。実際に購入してみて、支払いに関わるエクスペリエンス(体験)が激変していると感じました。
このエントリーでは、実例を通して、LINE Payで会話広告(fanp)を決済する方法を紹介したいと思います。
目次
まず、LINEでバルクオムの公式アカウントを登録します。
ステップ1:バルクオムの公式アカウントを登録
LINEの検索窓から見つかる「バルクオム」のアカウントではなく、fanp(ファンプ)専用のアカウントがあります。
こちらのページから登録できます。
ちなみに、公式アカウントで見てみましょう。
現在、バルクオムの公式アカウントは2つありますが、②がLINE Payで決済できるアカウントになります。
ちなみに、むかしからある①のホーム画面を見てみましょう。
花粉対策が書いてあります。
個人的に、かなりひどい花粉症なのでささりました。
何か買ってみましょう。
ステップ2:バルクオムのトーク画面でチャット購入
LINE Pay決裁できる方のトーク画面です。
まずは、友だち登録の挨拶です。
スクロールして、先を見てみましょう。
スクロールすると、質問が出ました。
この質問に答えていけばいいんですね。
回答は、選択肢が用意するものと、記入するものがあります。
選択肢の場合は、並んでいる回答をスワイプすることで、すべての回答を見ることができます。
回答後の画面です。
自分の肌が、混合肌であることがわかりました。
次にもう1問、混合肌のケア方法についての質問があって、商品の購入段階に入ります。
ここで幾つかのコースが提示され、その中から、今だけの「LINE限定コース」を選んでみました。
提示されたメニューです。
内容は省略していますが、全部で5メニュー提示されました。
リップクリームかハンドクリームが欲しかったので、単品コースを選びました。
単品コースのメニューです。
「LINE Payのみ」送料無料の10商品を提案してくれています。
一番目が、最もお値打ちの商品ということなんでしょうね。
画面をスワイプして少し見てみましょう。
洗顔料の単品もありました。
洗顔料でそのメーカーの実力がわかりますので、洗顔料もお値打ち商品である場合が多いです。
最後までスワイプしてみましょう。
ありました。ハンドジェルとリップバームです。
どちらかしか買えませんが、現在、花粉症でくちびるがたらこのように腫れていますので、リップバームにしましょう。
番号を選んでタップします。
この後、氏名、住所、電話番号、メールアドレスを質問に答えるかたちで入力し、いよいよLINE Pay決済です。
ステップ3:LINE Payで決済する
最終決済前の案内での同意すると、最終購入画面が出ます。
「購入はこちらから」をタップすると、LINE Pay決済画面に飛びます。
LINE Payの決済画面です。
この後、もう一度確認画面があって決済ボタンを押して完了です。
決済完了画面です。
THANK YOU!で支払いが完了したことが完全に分かります。こういう表示は分かりやすくていいですね。
あとは送られてくるのを待つだけです。
決済体験が激変したと感じた理由
ネットショップを見ても、たくさんの商品があり、その分野に詳しくない場合どれを選んでいいか分からないということがあります。
そんな状況では、選んでくれたものの中から選ぶというのが、正直言って楽です。
デパートの外商サービスがこんな感じですね。
外商サービスでは、外商の人が顧客のおおよそのリクエストから商品を選んで持ってきてくれます。顧客はその中から欲しいものを選んで買えばいいので楽ちんです。
ネット通販も商品数や情報量が膨大に増えてきましたので、こうしたデパートの外商的なサービスへのニーズも増えていくのではないかと思いました。
ファンプは、チャットbotというかたちですが、それほど違和感を感じなかったですね。むしろ自然な支払い体験の流れを感じました。
やはり、ネット通販でありながら、最終決済までに、丁寧にプロセスを重ねていますので、支払い体験のクオリティが劇的に変化しているのではないかと感じました。
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